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ブレイク・ライヴリーを怒らせた、女性を悩ませる「ある質問」とは

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BY FRONTROW Editorial Dept.
ブレイク・ライヴリーを怒らせた、女性を悩ませる「ある質問」とは
Blake Lively, wearing a suede green blazer and matching pants; attends the Variety magazine Luncheon at Cipriani in New York City, New York.

Pictured: Blake Lively Ref: SPL1482747 210417
Picture by: Christopher Peterson/Splash News

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ファッション雑誌Varietyによる「女性の力」を称えるイベントに出席したドラマ『ゴシップ・ガール』の女優ブレイク・ライヴリーが、記者に対して苦言を呈する一幕があった。

「男の人にも同じ質問をするの?」

 児童ポルノ撲滅のための活動の功績を称えられ「Power of Women(女性の力)」イベントに出席していたブレイク・ライヴリーは、レッドカーペットで記者からその日の服についての質問を受けると、「本気で言ってるの? このイベントで、私の服装について質問するなんて」と返答。

 さらに、「あなたは、男の人にも同じ質問をするの?」ともコメントし、「私がここにいるのは…もっと(女性の力について)知覚して、状況を変えていき、そして女性の力を築きあげていくためなのよ。だから、別の質問をして欲しいわ」と語ったとUs Weekly誌が報じている。

#AskHerMore

 実は近年、海外では「#AskHerMore(彼女にもっと質問をして)」という活動が注目を集めており、ブレイクが今回記者に怒りをあらわにしたのも、この活動が関係している。

 「#AskHerMore」は、レッドカーペットで男性の俳優は映画についての質問がされるのに対し、なぜ女性は「服装」など、映画とは関係のない話題ばかり振られるのか、そういった質問ばかりされるのは、「性差別」なのではないかというもの。

 もっと女性に対して多様性のある質問が投げかけられるべきなのではないかと訴えるこの活動には、オスカー女優のリース・ウィザースプーンをはじめ、数々のセレブたちが賛同している。

 つまりブレイクは、今回の「女性の力」のイベントもファッションにまつわるものではなく、ましてや児童ポルノ撲滅という社会的な問題を取り上げている場にもかかわらず、ファッションの質問をするのは間違っているのではないか、と怒っていたということ。

 ファッショニスタとしても知られ、そのセンスが評価されているブレイクだけに、服装について聞いておきたいという記者の気持ちも分からなくはないけれど、今回ばかりは質問する場が悪かったよう。

 ブレイクの今回の行動に対しては、「よく言ったわ」「素晴らしい。彼らは男性に同じような質問をすることはないもの」と、称賛する声が上がっている。

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