今はもう18世紀じゃない
ケイト・ベッキンセイルは今週、数人の子供たちと一緒にダンスを楽しむ動画を投稿。楽しそうなケイトの様子に、ファンからは「いけ、ケイト!」「かっこいい!」と好意的なコメントが送られていた。
Instagram投稿の投稿者: Kate Beckinsaleさん 日時: 2017 6月 6 6:30午前 UTC
www.instagram.comそんななか、とある男性ユーザーがこんなコメントを投稿して問題となっている。
「家に帰って自分の子供の面倒を見なよ。ヘヘ!」
この男性いわく、「母親」ならばパーティでダンスをして自分の時間を楽しむのではなく、家にいて自分の子供の面倒をみるべきだということのよう。

たしかに、ケイトは過去に交際していたイギリス人俳優マイケル・シーンとの間に1人娘がいる母親。しかしそんな娘もすっかり成長し現在は18歳になっているうえ、「母親だから」遊んだりしないで「家にいなくてはいけない」というのもおかしな話。

そんな男性のコメントを受け、ケイト本人がインスタグラムで男性にこう反論した。
「何が素晴らしいって、今はもう18世紀じゃないし、私の子供はもう成長したから家にいる必要はないってことよ」「でも、過去からの古くさい批判をありがとう。あ、そうそう、(18世紀と違い)今の私は投票することも出来るのよ!イェイ!」。
まさかのケイト本人からの返事に焦ったのか、男性は「ジョークのつもりだったんだ。でもひどいジョークだったみたいだね(笑)申し訳ない」と謝罪。しかし、「母親はこうあるべき」という批判的な考えが世間に根強く残っていることを浮き彫りにした。
「マミー・シェイミング」
海外では、今回のように「母親なのにこんなことをするのか」といったような、母親の行動を批判する「マミー・シェイミング(母親批判)」がたびたび問題になっている。
最近では、当時出産したばかりだったモデルのクリッシー・テイゲンが、夫のジョン・レジェンドとともに2人でディナーに出かけたところ、「母親が、生まれたばかりの子供を置いて、出かけるなんて信じられない」と、クリッシーにだけ批判が殺到。

これに対しジョンが、「ダッド・シェイミング(父親批判)がないのは面白いよね。僕たち2人でディナーに出かけたんだから、両方を責めるべきなのに。クリッシーだけがすべてを背負う必要はないよ。僕たち2人で(批判を)受けるよ」とSNSで反論し、母親にだけ批判が集まる現状に声を上げていた。