恋人役の男性から言われた衝撃の一言
大ヒット映画『キック・アス』などの出演作で知られる、女優のクロエ・モレッツが米Variety誌のインタビューで過去に受けた「ボディ・シェイミング(体形批判)」について明らかに。
「私の恋のお相手を演じていた男が、『現実では、君とは絶対に付き合えない』って言ってきたから、『どういうこと?』って聞き返したの。そしたら、『僕の体格に対して、君は大きすぎる』って言われたわ」
共演相手からの突然のボディ・シェイミングにひどく動揺したクロエは、たまらず泣いてしまったという。
「これまで共演してきた俳優の中で、私のことを撮影現場で泣かせたのは彼だけよ。泣きじゃくりながら兄のもとへ走ったわ。兄に『何があったんだ?』と聞かれたから、『私は大きすぎると言われた』と話したら、『一体どういうことだ?』ってすごく怒ってた」
普通なら共演者でしかも恋の相手を演じる男性から、そんなことを言われたら逃げ出したくなってしまうところ。しかし、クロエはプロとしてしっかりとその時の撮影を乗り切ったという。
「世の中には邪悪な人たちがいるんだと思い知らされたわ。理由はなんであれ、彼は私にあのことを言ってきた。(そのことを)許すしかないけど、忘れることはできない」
ちなみに、この出来事があった当時クロエはまだ15歳だったのに対して、相手の俳優は23~25歳とかなりの年上。まだ10代の半ばのクロエにとっては、本当にショッキングな出来事だったに違いない。