色つきメモで書かれたメッセージの数々
今週、2013年に行ったコンサートの舞台裏で、元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーからセクハラを受けたとする裁判に見事勝利した人気シンガーのテイラー・スウィフト。
6日間に及んだ裁判期間中、米コロラド州デンバーの裁判所に出廷していたテイラーに応援のメッセージを伝えようと、ユニークな取り組みをしていた企業が。
その企業とは、裁判所の向いのビルにオフィスを構える、手芸や料理、写真、アートなどのクラフトに関する道具やオンライン講習などを提案するウェブサイト「クラフティ」。
女性が多く活躍することでも知られる同社の社員たちは、賠償金1ドル(約110円)と女性のプライドをかけて訴訟に挑むテイラーを勇気づけようと、色つき付箋(ふせん)の「ポストイット」を使い、テイラーの楽曲のタイトルや歌詞などを織り交ぜて、オフィスの窓にさまざまなメッセージを貼りだした。
「Free Tay!(テイラーを開放しろ!)」
「Haterz (s) Gonna Hate(言いたい奴には言わせておけ)」―テイラーのヒット曲『シェイク・イット・オフ』の一節を引用して。
「Are We Out of The Woods Yet?(困難は免れた?)」―テイラーのアルバム『1989』の収録曲「アウト・オブ・ザ・ウッズ」にかけて。
「Begin Again(また始めよう)」―勝訴を受けて貼られた一節。テイラーの楽曲「ビギン・アゲイン」にかけて)。
テイラーから反応が!
彼らの応援メッセージは、しっかりとテイラーに届いていたようで、勝訴後、テイラ―からは、クラフティの社員たち宛てにたくさんの花束とお礼の言葉が届けられた。
Thank you @taylorswift13! We're so happy our messages brightened your day as much as your flowers brightened ours! pic.twitter.com/Yd0QvdBXQh
— Craftsy (@beCraftsy) 2017年8月15日
社員たちはこのテイラーの恩返しに感動。「私たちのメッセージが、あなたが送ってくれたこの花たちのように、あなたの1日を明るくすることができたようでとても嬉しいです!」とテイラーの勝利を祝福し、お礼の言葉をツイートしていた。