アメリカのある大学が「レイプ防止」を促すために行った講義の内容に、批判が殺到している。

レイプ被害を防ぐために驚きの提案

 現在、アメリカで深刻な社会問題となっているのが、大学構内でのレイプ事件を意味する通称「キャンパス・レイプ」。アメリカの大学生の5人に1人が在学中にキャンパス・レイプの被害にあっているとも言われており、多くの生徒たちを不安に陥れている。

 そんななか、つい先日NYの郊外にあるロチェスター工科大学で、新入生を対象にした「レイプ被害防止」についての講義が行われた。しかし今、その講義の内容にアメリカ中から非難が集まっている。

 大学側が生徒たちに行った講義内容の一部がコチラ。

 「異性との関係に信号があると仮定してください。もし赤信号が表示され、相手が性行為を拒否したら、ただちにストップしましょう。代わりに家に帰って、マスターベーション(自慰行為)を行ってください」

 この「家に帰って~」のあとに、生徒に対して「自慰行為」を促したことが問題となっている部分。人気アニメ映画のROOというキャラクター名前を使って自慰行為をさすスラングである「Rub One Out」という標語まで作り、まるで笑いを誘っているかのようなトーン。

画像: レイプ被害を防ぐために驚きの提案

 その際に使用されたスライドを生徒たちがSNSに投稿したことで、この大学の講義内容は瞬く間にアメリカ中に広がった。

 同大学に通うある女子生徒は、この一件のあとに米メディアThe Cutのインタヴューに応じ、「もう学校のことを信用できない」とこの講義を執り行った大学側への不信感を露わに。また、別の女子生徒は過去にレイプ被害にあったことを明かすと、「仮にまた被害にあっても、大学側は真剣にとりあってくれないのではと思ってしまう」と、今後の大学生活への不安を口にした。

 ちなみに、騒動について大学側は、「講義はレイプ被害を未然に防ぐことを目的に行ったものである」と前置きしてうえで、「77枚あったスライドのうち、キャラクターを使った1枚が間違ったかたちで広まってしまっただけ」と釈明。

 批判の的となっている、「マスターベーションをして性的欲求を満たそう」というメッセージについても「問題ない」とし、今後も言葉を変えるつもりはないと表明した。

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