元人気ディズニースターのベラ・ソーンがインスタグラムに投稿したコメントの一部が「人種差別的だ」との批判を受けている。

最後の一文が問題視

 元ディズニースターで、現在もティーン向けの人気ドラマに主演する女優のベラ・ソーンがメキシコ版のGQ誌の表紙に登場。その報告をかねて、同雑誌に掲載されたセクシーな写真とファンへのコメントを自身のSNSに投稿したのだが、その最後に添えられた一文に批判が集まっている。

画像1: ©instagram/Bella Thorne

©instagram/Bella Thorne

 今回の撮影で写真を一切修正しないことを雑誌側に要求したというベラは、「自分の体にコンプレックスがある」としながらもありのままの姿を見せることで、みんなにも自分の体に自信を持って欲しいと熱弁。

画像2: ©instagram/Bella Thorne

©instagram/Bella Thorne

 かなりの長文で自分の体を愛することの大切さについて説いたのだが、最後の一分にふくまれていたある単語が問題に。

 コメントの後半で、「パーフェクトである必要はないとみんなに伝えたいの。私は人間でこれがリアルな私よ」と語ったベラ。その最後を「だからみんなもフェンスに座って傍観していないで(※)、乗り越えて」という一文で締めくくったのだが、この「フェンス」という表現が「人種差別的だ」との指摘を一部のファンから受けてしまった。

 ※ ベラは「hop over the fence」という言葉で上記の一文を表現したが、これは「sit on the fence(様子を見る)」という言葉にかけた可能性も。

画像: 最後の一文が問題視

 というのも、今回ベラはメキシコ版のGQの表紙を飾ったのだが、メキシコといえばアメリカとの国境に壁を作る作らないで揉めていることで有名。現在もその論争に決着はついておらず、国境付近を巡る両国の問題はいまだ解決されていない。「フェンス=壁」とも受け取れるため、ファンのなかにはこの表現を「不快だ」と感じる人もいたよう。

 なお、本人はこの件について一切コメントしていないため真意はわからないが、炎上後も投稿を消していないところをみると、ベラ本人に「人種差別」の意図があったとは考えにくい。

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