過去のセクハラ被害を告白する人が続出
ハリウッドの大物プロデューサーであるハーヴェイン・ワインスタインが、過去十数年に渡り女性たちにセクハラ行為をしてきたことが明らかになったことをうけ、世の中全体でセクハラや性暴力といった行為を排除しようという動きが加速。
それにともない、女優のアリッサ・ミラノが発案した「Me too(私も)」というハッシュタグを使って、過去に受けたセクハラや性的暴力の被害をSNSで告白する人が続出している。
この波は一般人だけでなくセレブにも広がっており、ドラマ『アグリー・ベティ』の主演女優アメリカ・フェレーラが9歳の時に性的暴行を受けたことを明かしたほか、同じく女優のエヴァン・レイチェル・ウッドも過去のレイプ被害への想いを赤裸々に語った。
女性たちの訴えに男性が反応
ちなみに今こうした被害者たちの声に一部の男性がある反応をして話題になっている。
「Me too」に応えるかたちで、「It was me(ぼくがやりました)」と自身がセクハラや性的暴行の加害者であることを明かす人もいれば、「How I will challenge(僕はこう変わる)」という言葉を使って今後自分がどう変わっていくかを語る人も。
なかには、女性専用のシェルター(避難施設)や女性の地位向上を応援する機関に寄付をすることを表明する人などもおり、このハッシュタグを使った取り組みはSNSの枠組みを超えたひとつのムーヴメントとなりつつある。