あのブランドをチクリ
上海で行われた今年のヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショーに合わせて、ぽっちゃりモデルのアシュリー・グラハムが、自身のインスタグラムに意味深な写真を投稿。
アシュリーが投稿した写真は、2016年のニューヨークファッションウィークのアディション・エル(Addition Elle)のコレクションで、アシュリーが水着姿で歩いた時の写真と、2003年のヴィクシーショーでハイディ・クルムが着用したウィングを合成したもの。
アシュリーはこの合成写真とともに、「ウィングをゲットしたわ!# ThickThighsSaveLives(※)」とコメントし、まだまだモデルの多様性に欠けるヴィクトリアズ・シークレットへのメッセージともとれるコメントを投稿した。
※豊満なボディを称賛する意味で近年使われているスローガン。直訳すると「太い太ももは命を救う」。
これまでのヴィクシーショーに出演するモデルは、スレンダーな白人が大半を占めており、それがたびたび議論されていた。
こうしたなか、今年は上海で開催されるということもあり、過去最多である7人のアジア人モデルが同ファッションショーに出演。
あらゆる人種の多様性を受け入れたことが評価されたけれど、プラスサイズのモデルが1人も出演することはなかった。
徐々に人種の多様化はされているヴィクシーだけれど、まだまだ体型の多様性に欠ける同ブランドの現状を、アシュリーらしい方法で表現した。