親友同士の女優エマ・ストーン&ジェニファー・ローレンスの友情のキッカケは、同じストーカーに悩まされたことだった! 

じつは「おふざけキャラ」同士の2人の関係

 それぞれアカデミー賞受賞経験がある映画『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンと映画『ハンガー・ゲーム』のジェニファー・ローレンス。今をときめく演技派女優の2人は、プライベートでもとても仲が良いことで知られている。

 これまでにも、イベント中にじゃれ合ったり、過去に自身が主演した映画のオーディションにジェニファーが落選していたことを知ったエマが、ジェニファーを茶化したりと、まるで幼い子供同士がちょっかいを出し合うかのような微笑ましい関係築いている2人。

画像: 映画のプレミアでふざけ合うエマ&ジェニファー。

映画のプレミアでふざけ合うエマ&ジェニファー。

 そんな2人が、米W Magazineのインタビュー企画にそろって登場。意外過ぎる友情の始まりを明かした。

  

「オーケストラ野郎のジョン」

 お互いを親友と呼ぶまでの仲に発展した背景には、じつは2人が同じストーカーに悩まされていたという衝撃の事実が。エマは2人が友人関係を深めるキッカケとなった、ある人物にまつわる面白エピソードを披露した。

 エマは、「私とジェニファーは同じストーカーに悩まされていたの。私たちは彼のことを『オーケストラ野郎のジョン』って呼んでいるんだけど。彼は私とジェニファーに『もう少しで防音スタジオに到着しそうなんだけど、ちょっと遅れると思う。代わりにオーケストラのウォーミング・アップをしておいてくれるかい? もし、了解してくれるなら返信をくれ』とかいうメールをずっと送ってきていたの」と、2人そろってジョンと名乗る謎の男性から何度もおかしなメールが送られてきていたと告白。

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2人が登場したW Magazineの表紙。

 「でも、彼は本当はストーカーなんかじゃなかったかもね…。単なる音楽スタジオかどこかで働いている人だったのかもしれない。たくさんの人の電話番号を知っていたみたいだし」と、実際にはとくに被害はなく、ただの間違いメールだったのかもしれないとしながらも、エマとジェニファーはジョンの存在がキッカケで意気投合。

 その後、2人の共通の友人である俳優のウッディ・ハレルソンの仲介でメル友となり、1年間に渡ってメル友として365日間メールを送り合っていた2人は、ある日、ようやく実際に顔を合わせることに。

画像: ウッディとエマは映画『ゾンビランド』で共演し、ウッディとジェニファーは映画『ハンガーゲーム』シリーズで共演している。2016年にはウッディも含めて一緒にシンガーのアデルのコンサートを訪れたことも。青いシャツがウッディ。

ウッディとエマは映画『ゾンビランド』で共演し、ウッディとジェニファーは映画『ハンガーゲーム』シリーズで共演している。2016年にはウッディも含めて一緒にシンガーのアデルのコンサートを訪れたことも。青いシャツがウッディ。

 しかし、その当日、ジェニファーの頭をある恐ろしい考えがよぎり…。車でエマの自宅に到着したジェニファーは、もし自分が訪問しようとしている相手がエマではなく、あのジョンだったらどうしようと軽くパニックに。

 「彼女は、『オー・マイ・ゴッド。もし、これが(エマではなく)オーケストラ野郎のジョンの罠だったらどうしよう?』って思ったらしいのくて、私に電話をしてきたの。『ちょっと確認だけど、あなたオーケストラ野郎のジョンじゃないわよね?』って」と、慌てて家の前から電話をしてきたジェニファーとの会話を振り返り、「もしろん私はジョンじゃないから、無事彼女と会うことができたってわけ。なかなか可愛いらしいラブストーリーでしょ?」とお茶目に笑っていた。

 今では、お互いの女優としての才能を認めあいながらも、本音でぶつかり合い、最高の関係を築いているエマとジェニファー。正体不明の「オーケストラ野郎のジョン」も、今頃はどこかで彼女たちの友情を見守っているかもしれない。

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