長年愛され続けているディズニーの人気アニメ『くまのプーさん』の実写版映画『クリストファー・ロビン』の予告編が、つい先日解禁された。
少年時代、プーさんと一緒に過ごしていたクリストファー・ロビンの大人になった「その後」の人生を描いた今作では、人生に悩むクリストファーの前に親友プーさんが姿を現し、クリストファーに手を差し伸べるというストーリー。
実写版のプーさんにファンの反応は?
実写版のウワサが出てから、期待の声と共に「プーさんの実写ってどうやるの?」と不安の声があがっていた。そしてついに実写のプーさんを目の当たりにしたファンからは、「ちょっと違う…」と残念がる声や「可愛い!」というポジティブな声もあり、結果賛否両論に。
今回監督を務めるマーク・フォスターは、わざとプーさんを「ヴィンテージ風」にしたとEntertainment Weeklyに話した。
ヴィンテージ風にした理由とは
今作『クリストファー・ロビン』を「とても感傷的な映画になる」と話すマークは、クリストファーがプーさんと遊んでいた時から、長い月日が経ったことを表現するために、プーさんのルックスをわざとヴィンテージ風にしたと話した。
「お店の棚から新しく買ったおもちゃではないんだ。長年の愛がこめられ、そして汚れだってあるのは当たり前なんだよ」と、新品で綺麗なぬいぐるみだと逆に違和感があると説明。
さらにマークは、アニメでもプーさんの声を担当した声優ジム・カミングスを実写版でも起用することがとても重要だったと強調し、「彼はこのキャラクターに30年間も息を吹き込んできた。ノスタルジックな要素を含ませるのは、とても大事だった」と話した。
確かに、アニメ版のプーさんを観て育ってきた人からすると、またジムが担当する、プーさんのゆったりとした癒される口調を実写版でも聞けるというのは、懐かしささえも感じられるものに。
そんな作り手の想いが込められて製作された『クリストファー・ロビン』は、2018年8月の公開を予定している。