ドラマ『ゴシップガール』の女優ブレイク・ライヴリーが雑誌や広告などに使用される写真への加工・修正について、セレブとしての複雑な思いを語った。

「修正してもらえるとホッとする自分がいる」

 米Harper's Bazaar誌の企画でモデルのジジ・ハディッドへのインタビューを行ったブレイク。プライベートでも交流がある友人同士の2人は、始終和気あいあいとした雰囲気でさまざまな話題についてガールズトークを繰り広げていたが、そのなかには、女性の体形に関するトピックに触れるシリアスな場面も。

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 自分の体形の変化や悩みについて本音で語ったジジに対し、ブレイクは、昨今世間で物議を醸している写真の加工・修正に言及。

 インターネットやファッション誌、ブランド広告などで目にする“完璧”な写真について、「若い人たちは、絶対にそういうものと自分を比べるべきじゃない」と警笛を鳴らしたブレイクは、「私たち女優やモデルにとって体形を維持することは仕事の一部。私たちはジムやパーソナル・トレーナー、健康的な食事にだって簡単にアクセスできるの」と、セレブはあくまでも特殊であることを強調した。

 さらに「それに加えて、99.9パーセントの場合、(掲載される)写真には修整が入るわ」と世の中の人々が見ているものは、決してセレブの本来の姿ではないと断言。

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 しかしその一方で、「撮影中に『これはちょっとヒドいなぁ』って言うと、スタッフの人たちは『大丈夫、直しておくから』っていう感じでしょ。そんなとき、思わずホッとしてしまう自分がいることには罪の意識も感じてる」と、撮影された自身の写真に修正が加えられ、コンプレックスを隠してもらえることで安心する気持ちがあることを正直に告白した。

  

ブレイクなりの解決策を提案

 世間の人々が、修正を加えられた“完璧”な写真が現実だと思うのではなく「アートの一環として見てくれたらいいのに」とも話したブレイク。

 「ファッションや美容にはファンタジー的な要素があっても良いと思う。でも、私の理想は、修正された写真には米印で『この写真には手が加えられています』って注意書きが添えられるようになることかな。そうすれば、これは現実の姿ではありませんよ、ってみんなに気付かせることができるもんね」と、彼女なりの解決策も提案した。 

 世の中に「美しさとは何か」を提案する存在であるセレブとしての立場から、複雑な胸の内を吐露したブレイク。彼女の正直なコメントにジジも「賛成だわ」と同意していた。

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