「アイアンマン引退説」に進展
『アベンジャーズ』シリーズをはじめとしたMCUの作品を語るのに欠かせない存在であるアイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.。
ロバートがマーベル作品から引退するという説については、以前からウワサされていたけれど、4月27日公開の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の監督の1人であるジョー・ルッソが、その真相について語った。
「ロバートからアイアンマンを引き継げる人は誰もいない。観客が受け入れないだろう」と、Hindustan Times誌にコメントしたジョー監督だけれど、ロバートの引退については明確な言葉こそ口にしなかったものの、意味深な言葉を残した。
「彼(ロバート)がアイアンマンを退くと言ったことは一度もない。だけどどこかのタイミングでその日は訪れるだろうね。ロバートがアイアンマンを永遠に演じられるわけじゃない。彼にはキャリアでやりたいことがたくさんあるに違いないし、彼がアイアンマンを演じることが大好きだってことも知っている。僕たちも一緒に働けて楽しい。ここからどこに向かうかは見てのお楽しみだ」
ロバートの引退について核心を突く発言はしなかったものの、遠くない将来に終わりがあることをほのめかしたジョー監督。
ロバート演じるアイアンマンは、MCUの作品のなかで最初の映画であり、ロバートがアイアンマンを演じ続けてから今年で10年になる。
『アベンジャーズ』シリーズでアイアンマンと並んで人気のキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスも2019年公開の『アベンジャーズ』を持って、同役を引退することを宣言している。
同じくマイティ・ソー役のクリス・ヘムズワースも、卒業を匂わせる発言をしているだけに、MCUの作品で誰よりも長くキャラクターを演じてきたロバートに引退説が流れるのも、おかしな話ではない。
キャスト陣にとっても集大成になりそうな『アベンジャーズ』シリーズ。最終章の始まりともなる映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、4月27日に公開される。