90年代に一世を風靡したボーイズバンドであるイン・シンクが、ハリウッドの殿堂入りを果たし、久しぶりにメンバー全員が一堂に集結した。

ハリウッドの殿堂入り

 エンターテイメント界で成功したトップセレブのみが名前を刻む栄誉が与えられる、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに、ジャスティン・ティンバーレイクが所属していたボーイズバンドのイン・シンクが認定された。

 1995年に結成され一世を風靡し、2002年に解散したイン・シンクは、ジャスティン、クリス・カークパトリック、ジョーイ・ファトゥーンJr.、JC・シャゼイ、ランス・バスの5人からなるボーイズグループ。

 そんなイン・シンクがハリウッドの殿堂入りを果たしたことで、久しぶりにメンバー全員が公の場に揃って登場。解散から10年以上経ったグループのひと時の“再結成”を見ようと多くのファンが駆け付けた。

画像1: ハリウッドの殿堂入り

 悲鳴が鳴りやまぬセレモニー会場で、コメントを残したメンバー。なかでもランスは、長年この時を待ちわびていたかのように、性的マイノリティのファンへ改めて感謝の気持ちを述べた。

 ランスは、グループが解散した後に同性愛者であることを公表。グループ在籍中は、LGBT+コミュニティのファンに宛てたメッセージを送ることができなかったことを切り出し、この場を借りてカミングアウトした今だからこそ言える感謝の気持ちを伝えた。

画像2: ハリウッドの殿堂入り

「僕がカミングアウトしたらイン・シンクは終わると思っていた。当時の僕は、多くのステージでゲイのファンたちが大声で応援してくれているのを見ていて、君たちに僕も一緒だよって言ってあげたかった。その時はまだそんな強さが僕にはなかった。でも今なら言える。だからここで誇りをもって大きな声で言わせてほしい。LGBTの兄弟姉妹たちは、僕がありのままでいれるように導いてくれました。本当にありがとう」

 さらに、ジャスティンもこの栄誉にコメント。イン・シンクの成長を支えてくれたファンや家族に感謝するとともに、最後に「これから先に何が起こるのか楽しみだよ」と、再結成への可能性ともとれる意味深発言をしてファンを沸かせた。

画像3: ハリウッドの殿堂入り

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