シンガーのセレーナ・ゴメスが新曲「バック・トゥー・ユー(Back to You)」がリリース。公開前から、破局と復縁を繰り返しているジャスティン・ビーバーについての曲なのではないかとウワサされていた同曲の気になる歌詞を検証!

せつない失恋ソング

 セレーナにとって約7カ月ぶりとなる新曲で、彼女がエグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixの人気オリジナルドラマ『13の理由』の挿入歌となる「バック・トゥー・ユー」の音源とリリックビデオが同時公開された。

 どこか悲し気なメロディーと、それでいてダンサブルなエレクトロポップ・チューンとなった同曲は、公開とともに、セレーナのファンのみならず世間の音楽ファンたちの間で話題に。

 リリックビデオには5月19日から配信が開始する『13の理由』のシーズン2からの未公開映像も織り込まれており、早くもYoutubeでの再生回数が50万件を突破している。

  

ジャスティンとの関係を示唆する歌詞がいっぱい

 そして、やはり注目を集めたのは、この曲の歌詞に最近再び破局したことが明らかになったジャスティンとの恋に関する内容が含まれているのか否かということ。

 リリースに向けて、セレーナがインスタグラムで公開してきた写真には、同曲から抜粋した「いけないとわかっていても、あなたのことを抱きしめたい」「もしやり直せるなら…」「あなたのことが頭から離れない。あなたのことを忘れることができないの」などと禁断の欲望に悶々とするかのようなリリックの数々が添えられており、「ジャスティンのこととしか思えない」と世間を騒然とさせていた。

I wanna hold you when I’m not supposed to...

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 ようやく全貌が明らかになった歌詞のなかから、海外で「ジャスティンのことで確定」と言われている部分をピックアップして紹介。

Let a couple years water down how I’m feeling about you
2年くらいの時間を置けばあなたへの想いが和らぐと思った

 2017年末に復縁が報じられたセレーナ&ジャスティン。前回2人の復縁が報じられたのは2014年から2015年にかけてのことで、「2年くらいの時間」というのはこれと当てはまる。

I wanna hold you when I’m not supposed to
When I’m lying close to someone else
いけないとわかっていても、あなたのことを抱きしめたい
ほかの誰かのそばに横たわっているときも

 楽曲公開前からウワサされていたこの一節には、「ほかの誰かの傍に横たわっているときも」という続きが。この「ほかの誰か」とは、セレーナがジャスティンとの復縁直前まで交際していたシンガーのザ・ウィークエンドのことなのではないかと憶測が飛び交っている。

And what’s the point in hiding
Everybody knows we got unfinished business
みんなが私たちにはまだ終わってない問題があることを知ってるなら
隠し続ける意味なんてない

 セレーナは、世間が自分とジャスティンの関係の一部始終を知っていて、「破局しても、またそのうち復縁するだろう」と思っていることを理解しており、隠し事をしても意味は無いと思っている。

 そして、楽曲のサビ部分では、これからも何度でもジャスティンのもとに戻る可能性があると暗示する歌詞が綴られている。

You can break my heart in two/ but when it heals, it beats for you
I know it's forward, but it's true/ won't lie, I'd go back to you
You know, my thoughts are running loose/ It's just a thing you make me do
And I could fight, but what's the use?
I know I'd go back to you
あなたは私の心を真っ二つに引き裂くけど、傷が癒えると私の心はあなたのために高鳴る
先のことだって分かってるけど、でも本当のこと、嘘はつかない、私はあなたの元に戻る
私の気持ちは混乱してばかり、これってあなたのせいだよ
(あなたへの想いに)抵抗することもできるけど、
どうせあなたの元に戻ってしまうと分かっているなら、そうしたって無駄でしょう?

 これらの歌詞から見るに、この曲は、くっついたり離れたりを繰り返しているジャスティンとの腐れ縁を受け入れ、「今後も何度でも復縁する可能性がある」と半ば開き直ったようなセレーナの複雑な心情を包み隠さず表現したもののように受け取れる。

 現在は「1人でも充分満足」と話しているというセレーナだが、世間は、これからも彼女とジャスティンの人生をかけたラブストーリーに翻弄されることとなるのかもしれない。

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