初の大規模な単独来日公演を開催
活動休止中のワン・ダイレクション(以下1D)のメンバーで、現在はソロとして活動するハリー・スタイルズ(24)が5月10、12日の計2日間にわたって自身初の大規模な単独来日公演を開催。兵庫・神戸で行われた1日目は、日本を意識してか「鶴」の模様があしらわれたスーツでステージに臨んだハリー。
「Welcome(ようこそ)」を意味する「いらっしゃいませ!」という日本語でスタートした同公演では、関西で初めての単独来日公演ということもあり、「なんでやねん!」といった関西弁も披露。
その後、ツイッターに投稿したファンへのメッセージでも、「ありがとう」を意味する「おおきに」という関西弁でお礼を言っていた。
おおきに 神戸 大阪
— Harry Styles. (@Harry_Styles) 2018年5月10日
続いて、千葉・幕張に場所を変えて行われたコンサート2日目も「いらっしゃいませ」のひと言で幕開けしたハリーは、その後も驚きの「日本語力」を次々と発揮。
1曲目の「オンリー・エンジェル」のパフォーマンス中に、慣れた様子で「イチ、ニ、サン、シ(1、2、3、4)」とカウントしたかと思えば、「僕はハリーです。イギリス人です」と、日本語で流暢に自己紹介する場面も。
さらに、MCの最中に突拍子もなく「アンパンマン大好きー!」や「セブンイレブン、いい気分~♪」といった、日本の国民的キャラクターの名前や懐かしのCMのフレーズを口にして会場を笑いに包んだ。
今回の来日公演で、デビューアルバム『ハリー・スタイルズ』の全収録曲とニューシングル「Medicine」「Anna」の2曲に加えて、1Dの楽曲「ストックホルム・シンドローム」「イフ・アイ・クド・フライ」「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」も披露してくれたハリー。このハリーの“心づかい”に1D時代からのファンも大喜びだった。
日本のファンからの“逆サプライズ”も!?
うしろの方の座席に座っていたファンにも姿が見えるように、今回の来日公演では客席の後方にも別のステージが。そこで1Dの楽曲「イフ・アイ・クド・フライ」を披露した際に、観客たちの大合唱がスタート。シーンと静まり返った会場に大勢のファンの歌声が響き渡る、“逆サプライズ”的な展開に。
その時の会場のスクリーンには、日本のファンの大合唱を聞いて、感動した様子でうっすらと笑みを浮かべるハリーの顔が映し出されていた。
先日の日本公演をもってアジアでのツアーに幕を閉じたハリー。ファンに再び日本へ帰ってくることを約束し、何度も「ありがとう」と感謝の言葉を口にしてステージを後にした。
1stアルバム『Harry Styles/ハリー・スタイルズ』
<国内盤CD>
2,400円+税 / 解説・歌詞・対訳付き
公式サイトはコチラ