ジョニー・デップ主演『シティ・オブ・ライズ』の予告編が公開、実在の有名ラッパー殺害事件が題材

　ジョニー・デップが主演を務める、公開予定のクライム映画『シティ・オブ・ライズ』の最新予告映像が解禁された。

　この映画の原作は、ノンフィクション小説の『Labyrinth』。実はこの小説、実際に起こった有名ラッパー、ノートリアス・B.I.G.の殺害事件に基づいている。

　ジョニー演じるロサンゼルス市警の刑事、ラッセル・プールは、20年前に起こったノートリアス・B.I.G.の暗殺事件の真相を突き止めようと奮闘する。彼がタッグを組むのが、自分のキャリアを守るために必死な記者、ジャック・ジャクソン。彼を演じるのはアカデミー賞受賞歴のある俳優、フォレスト・ウィテカー。

　ノートリアス・B.I.G.は2パックと並ぶヒップホップ界の大物ラッパー。1997年にパーティーの帰途で何者かに銃撃を受け、殺害された。この事件は現在も未解決であるが、当時起きていたヒップホップ界での東西抗争が関係していることは確かだ。

　20年経っても解決されないどころか、捜査も全く進んでいない理由とは？誰かが裏で揉み消そうとしているのか？謎に包まれたこの事件の真相を、ラッセルたちは暴くことができるのだろうか…？

　そんな『シティ・オブ・ライズ』の最新予告映像がこちら。

　ちなみに同作の撮影中には、現場で主演のジョニーがスタッフに殴りかかかったと報道が出たが、その際は監督のブラッド・ファーマンが「彼はつねに最高のリスペクトを持って、クルーや周囲の人々を扱っています」と声明を出して擁護した。

　映画『シティ・オブ・ライズ』は、9月7日に全米公開予定。日本での公開予定は未定。