5月上旬に約2年間交際していたマックとの突然の破局が明らかになったアリアナ。マックが飲酒運転および器物破損で逮捕されるという事件を起こしたのが、破局から間もなかったこともあり、世間の一部の人々の間では、マックが、アリアナとの別れでヤケになり、飲みすぎてしまったために事故を起こしたのではないかとあらぬウワサがささやかれるように。
さらに、その直後にアリアナに新恋人との熱愛説が浮上したことから、これに便乗して、ある男性ネットユーザーが「マック・ミラーは10曲入りのアルバムでアリアナ・グランデのことを“女神”だって称えて全身全霊を捧げたのに、結局、アリアナが別の男に走ったせいで、愛車のGワゴンをダメにして飲酒運転で捕まったって話はハリウッド史上最もせつない出来事だな」とツイート。
この心無いコメントを目にしたアリアナは、自分とマックだけのことではなく、ある男性の失態がまるで女性の責任でもあるかのような、一般的に見てもお門違いな言い草に憤慨した様子で、スマホのメモ機能を使って書いた反論をこのユーザー宛てに直接返信。
そこにはこんな言葉が綴られていた。
「彼は2人の関係についてアルバムを作ったんだから、たとえそれが有害なものであっても彼女は彼との仲をキープするべきだと女性の自尊心を押さえつけようとするなんて、あなたの言っていることは馬鹿げすぎてる。(ちなみにマックが私について書いたのは「シンデレラ」っていう曲だけだから事実とは違うし)。
私は彼のベビーシッターじゃないし、お母さんでもない。女性はそんな風にあるべきだと感じる必要はないわ。私はずっと彼が節酒できるようにサポートしてきたし、何年もの間、彼の心の平静のために祈ってきたわ(そして、これからもずっとそうするつもり)。
でも、男性が自分自身の人生を上手くコントロールできないからって、それを女性のせいにしたり非難したりするのは大問題。そんなことはもう止めましょう。
もちろん私は、これまで何かあった時も、どんなに大変かとか不安だったかは公表してこなかった。でも、辛かったことは確か。私は心の底から、彼が解決策を見つけてくれることを祈ってる。同じ状況に置かれた世間のほかの女性たちがそうしているのと同じようにね。」
男性ユーザーからの言いがかりにピシャリと反論したアリアナのコメントのなかには、これまでただただ円満そうに見えていた約2年間に渡るマックとの交際中には、彼のアルコール問題や不安定な精神状態が原因で知られざる苦悩があったことを推測させる部分も。
ちょっとしたダークユーモアのつもりで投稿したツイートに対して、まさかアリアナ本人から反応があるとは思ってもみなかったこの男性ユーザーは、自分のコメントを心から反省しているとして「女性と男性は平等であり、誰に何を言われようと、お互いに幸せを追い求める権利があるはずだと思います」と考えを改めた様子でアリアナに謝罪。
男性からの謝罪に対し、アリアナは「私の意見を聞いてくれてありがとう」と丁寧に返信していた。
(フロントロウ編集部)