ベッカム夫妻は、チャリティーサイト「Omaze(オメイズ)」と協力し、2017年5月にシンガーのアリアナ・グランデのマンチェスター公演のコンサート会場で起きた爆破テロ事件の被害者たちを支援する目的で、ロイヤルウェディング当日に身に着けていた洋服を寄付することを明らかに。
デイヴィッドがSNSを通じ、「昨年のテロにより被害を受けた家族たちのために尽力している『ウィー・ラブ・マンチェスター緊急基金』のすばらしい活動を支援するため、私とヴィクトリアはみなさんに私たちがロイヤルウェディングで身に着けた洋服を手に入れる機会を提供します」とチャリティ企画の開始を告知。「すばらしいチャリティをサポートし、私たちのウェディング衣装をゲットしてください」と書かれた用紙を掲げる姿の写真を公開した。
デイヴィッドが当日着用していたのはチャコールグレーのディオール・オム(Dior Homme)のカスタムメイドスーツ。内側には彼のイニシャルである「DB」の刺繍が施されており、ダブルボタンのベストにエジプト産コットンのポプリンシャツ、グレーのシルクサテンネクタイ、さらにレザーのダービーシューズも含まれる。
ヴィクトリアが着用していたのは、胸元や袖にスリットが入ったハイカラ―の上品なネイビーのドレス。自身がデザインするヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)のプレ春夏コレクションからの1着で、現時点では未発売のアイテムとなっている。
同チャリティ企画は日本からも参加が可能。寄付を行った人のなかから抽選で当選者が決定する形式となっており、10ドルで100エントリー、25ドルで250エントリー、最高では5000ドルで50,000エントリーと寄付金の金額により当選のチャンスが増える仕組みだ。
応募期間は英現地時間の6月7日から8月2日となっており、当選者は8月14日前後に発表される。興味がある人は、詳しくは特設ページ(英語のみ)をチェック! (フロントロウ編集部)