婚約者から贈られた「指輪」がキラリ
婚約者でモデルのヘイリー・ボールドウィン(21)にプロポーズの際に推定6~7カラットと言われるダイヤの指輪をプレゼントしたシンガーのジャスティン・ビーバー(24)。
そのお返しとして、ヘイリーがジャスティン行きつけの宝石店で彼のイニシャルが入った指輪をオーダーしていたことを先日お伝えしたが、その現物とみられる指輪をジャスティンが着用している姿が見かけられた。
2人がニューヨーク・ミッドタウンにあるジャスティン行きつけの宝石店「プリスティン・ジュエラーズ(Pristine Jewelers NYC)」を訪れた数日後、ブルックリンにあるヘイリーの自宅から近所の人気コーヒー店へと1人で買い出しに出たジャスティン。
2人分のアイスコーヒーを持つジャスティンの左手小指には、「JB」と彼のイニシャルを象ったダイヤがびっしりと散りばめられた指輪が。
前日までは見られなかったこの指輪は、ヘイリーがジャスティンの「婚約指輪」として注文したとされるものの特徴と一致するため、本人からの確証はないものの、おそらくヘイリーから贈られたものだろうと推測されている。
左手小指に指輪を着用する意味
注目したいのは、ジャスティンがこの指輪を着用しているのが左手薬指ではなく小指だということ。
海外でも日本と同じく「婚約指輪」を着用する男性はごく少数派で、女性のように、婚約したら相手から贈られた指輪を左手の薬指に着用するというケースは稀。
そんな背景もあり、ジャスティンは一体どの指にヘイリーから贈られた指輪をつけるのかと興味を持つ人が多かった。
ジャスティンの場合、左手の薬指に指輪を着けるのは少々照れ臭かったのか、それともデザインとの兼ね合いを見ての決断なのかは不明だが、よりさりげなくカジュアルにつけられる小指への着用を選んだよう。
ジュエリー学では、男性が左手小指に指輪を着用するのには特別な意味がある。
ジュエリーデザイナーのケイト・ミラー・ウィルソンがIlovetoknow.comに寄せた分析によると、イギリスやヨーロッパでは、古くから左手の小指は印章用の指輪(※)をつける指、すなわち家族やステータスを示す指として特別視されてきたそう。
※手紙の封筒や文書に蝋を使って封印する際に使われていた、差出人を証明する家紋などの印章がついた指輪
19世紀から20世紀頃には、男性が婚姻の有無を示す手段として印章入りの指輪と結婚指輪を左手小指に重ねづけするのが流行していたほか、第32代アメリカ大統領のフランクリン・ルーズベルトもこの法則にのっとって左手の小指に印章入りの指輪を着用していたという。
また手相学から見ると、小指は知性、コミュニケーション能力、説得力、洞察力などをつかさどる水星との関わりが強いとされており、それらの能力を高めたいとする願掛けの意味でこの指に指輪を着用する男性も多いそう。
ジャスティンがこれらのことを知ったうえで左手小指への指輪の着用を決めたかどうかは不明だが、若い世代の男性たちの間でファッションアイコンとしても人気がある彼だけに、今後、ジャスティンに影響されて婚約指輪を左手小指につける男性が急増する可能性も?
ちなみにジャスティンは、毎日ずっとこの指輪を着用しているわけではなく、気分次第でつけはずししているよう。プールやジムに行くときなどは、失くさないようにちゃんとはずして保管しているようだ。(フロントロウ編集部)