ヒット曲連発!期待の新星 ★
今年4月に発売した『ビアボングズ & ベントレーズ(Beerbongs & Bentleys)』が全米アルバムチャートで3週連続1位を獲得しただけでなく、同アルバムからのシングル9曲を同時にトップ20圏内にランクインさせ、ビートルズが54年間にわたって保持していた記録をあっさりと破ったポスト・マローン(23)。
そんな今大注目の彼は、腕や首、さらに顔面にも複数のタトゥーがある強烈なルックスもさることながら、アーティストとしての勢いにおいてもほかを圧倒。おまけに、これまでに数々の武勇伝を残してきた破天荒でもある。
今回は知ったら絶対ポストのことを好きになる、ぶっ飛びエピソードの数々を一気にご紹介!
他人の靴にお酒を注いで祝杯をあげる
ポストの定番パフォーマンスとして有名なのが、自分または他人の履いていた靴を器にしてお酒を飲む「シューイ(Shoey)」と呼ばれる行為。衛生上の理由から、マネすることは絶対にオススメしないが、この罰ゲーム的な行為を自ら率先して行う姿が、彼の大ヒット曲のタイトルでもある「ロックスター(Rockstar)」そのものだとファンから大絶賛されている。
ちなみに、つい先日出演した「FUJI ROCK FESTIVAL '18(フジロックフェスティバル)」でも客の靴でシューイをおこなって、この日初めてポストのステージを見た日本の観客たちに大きな衝撃を与えた。
顔面のタトゥーは「母親を怒らせるため」
ポストの体に無数のタトゥーが入っていることはすでに写真を見てお分かりと思うが、彼のように表に出る職業に就く人にとっては命とも言える“顔面”にまでタトゥーを入れた理由は、ほかでもない母親を怒らせるため。
ただし、英Captial Xtraのインタビューで顔にタトゥーを入れた理由について「母さんを怒らせるためならなんでも(笑)」と明かした直後に、「母さん、愛してるよ」と言っていたので恐らく冗談の可能性が高い。また、顔のタトゥーについては、今後も増やしていく予定であると同インタビューで話していた。
ちなみに、現在ポストの顔には額の上部にある有刺鉄線のようなタトゥーに始まり、右眉の上に「あっちに行け(Stay Away)」、右のこめかみからエラにかけて描かれた剣、右頬にある目がバッテン「×」になった顔&ピースサイン、さらに両頬に刻まれた「つねに疲れている(Always Tired)」の文字の計6個のタトゥーがあるのだが…。
なんと、今回の来日中に新たなタトゥーを左のこめかみ付近にゲット!
仕上がりに大満足だったようで、上の動画のなかで「マジでカッコイイ」と嬉しそうに鏡を見ていた。
芸名は“ネットまかせ”
実は「ポスト・マローン」という名前は日本語でいうところの芸名。名前を入力するだけでラッパーらしいカッコイイ名前に変換してくれるサイトを使い、本名の「オースティン・ポスト」と入力して出てきたのが「ポスト・マローン」だったため、そのままそれをステージネームとして使ったことを米GQのインタビューで語っている。
世の女性いわく体臭がムスクの香り
先日、ツイッターで「みんな僕のことを臭いと思っている」と切ない告白をしていたポストだが、実際には“いい香り”がするそうで、彼いわく香水などは一切つけていないにもかかわらず、よく女性から「ムスクの香りがする」と褒められるのだとか。
「僕が自然に発しているムスクの香りが女性たちを魅了しているらしい。よく勘違いされるけど、僕は臭くないよ」―米GQのインタビューにて。
中学時代は毎日スーツを着て登校
現在も人に何を言われようと独自のスタイルを貫くポストは、中学時代から人と“違った”そうで、父に憧れて毎日スーツを着て学校に通っていたことを米First We Feastのインタビューで告白。
“みんなと違うから”という理由で、ガムを投げつけられたり、意地悪をされたりすることもあったが、その当時から決して周りに流されることなく自分らしく生きることを選んだと語った。
発言がつねに予想の斜め上 ↗↗↗
なにもかもが規格外のポストは、インタビューでの発言やSNSの投稿もつねに我々の予想の斜め上を行く。つい先日も、ツイッターで本気か冗談か「ミートボールはフルーツだと思ってた」と衝撃のカミングアウトをして世間を爆笑の渦に包んだばかり。
「今日、コアラに会ったよ」
※一緒に写るのはコアラではなくカンガルー。
ジャスティン・ビーバーの首根っこをつかむ
これを読むまであまりポストになじみがなかった人も、2016年にクラブで撮られたコチラの写真を見たことがあるという人は多いだろう。
この写真で首根っこをつかまれているのはシンガーのジャスティン・ビーバー(24)で、彼の喉に手をかけているのがポスト。
当時、この写真が拡散されるや否や、「態度の悪いジャスティン・ビーバーがラッパーにシメられた」と世間で大きな話題になったが、実際にはジャスティンとポストは友人同士で、この時の2人はただふざけていただけだった。
ポストはジャスティンのパーパス・ツアーのオープニングアクトを務めていた。
その証拠に、首絞め事件があった直後に、今度は逆にポストがジャスティンに首を絞められている写真をインスタグラムで公開していた。
現在も交流は続いており、今年6月に行われたポストのコンサートにジャスティンが飛び入り参加。その後、インスタグラムにツーショット写真を投稿し、「ポスティ(ポストの愛称)、君はなんて美しい人間なんだ!君のことを知ることができて本当に光栄だよ、兄弟!」と熱いメッセージを送っていた。
また一方のポストも、ジャスティンとモデルのヘイリー・ボールドウィンの婚約が発覚した際、米TMZの取材に「(ジャスティンに対して)おめでとう!結婚式でぜひパフォーマンスしたい。もちろん無料でね。フラワー・ボーイだか、リング・ベアラー(指輪を運ぶ役割の人)だか忘れたけど、僕がやるよ」と発言し、ジャスティンと親しい関係にあることをうかがわせている。(フロントロウ編集部)