生まれたばかりの長女カルチャーちゃんの育児と自身の体調回復のため、オープニングアクトとし同行するはずだった9月から始まるシンガーのブルーノ・マーズの北米ツアーへの不参加を発表したカーディ・B。
今はママ業に専念したいと正直に打ち明けたカーディに対し、「何よりも大切なのは君自身と君の家族」、「君の名誉のために（カーディの大ヒット曲）『ボダック・イエロー（Bodak Yellow）』を毎晩歌うよ」などと男前すぎるエールを送って世界中のファンたちをしびれさせたブルーノだったが、じつは、その裏では、カーディーの穴埋めとなる人材を探すためにスタッフたちはてんやわんやの状態。
ファンたちから「一体誰がカーディの代役を務めるのだろう？」という疑問が噴出するなか、ツイッター上でのあるフォロワーからのド直球な質問にブルーノはこんな返信で応えていた。
「大丈夫、僕のいとこの1人が今カーディがパフォーマンスするはずだった全楽曲を必死で練習してるよ。絶対素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるはず！ 彼も超乗り気だよ！」
I got a cousin learning all of Cardi’s songs right now. It’s gonna be great! He’s super excited https://t.co/6RILW7wNQS
— Bruno Mars (@BrunoMars) 2018年7月30日
姉妹やいとこもシンガーとして活躍しているほか、兄のエリックもツアーバンドの一員としてドラムを担当するなど、多才な家族を持つことで知られているブルーノだけれど、「いとこがカーディの代役を務める」というのは、もちろん彼流のジョーク。
その後、ブルーノは、別のフォロワーからの「いやいや、本当のところはどうなの？ 代役が誰になるか教えてくれないの？」という質問にお茶目な調子で「ノー」と答えていた。
じつは、カーディの不参加が発表された時点では、すでに彼女とステージを共にするバックダンサーたちは雇用され、衣装やステージ上のセットも制作済み。準備万端だったところからの急展開に、普通ならば動揺を見せてもおかしくないが、ブルーノはあの男前コメントで懐の深さを見せつけていた。
今回のジョークも、どうやら、突然のピンチを前にしたピリピリムードを和らげるための彼なりの心遣いだったよう。
行く先々の公演で大成功を収めているブルーノのステージだけに、スケジュールの都合を押してでも参加したいと願うアーティストは多いと思うが、一体誰が彼に同行することとなるのかは、もう少し先までのお楽しみとなりそう！ （フロントロウ編集部）
