アリアナの「ひと言」がまさかの展開
ニッキー・ミナージュと同じ時期にニューアルバムをリリースしたトラヴィス・スコットが、恋人のカイリー・ジェンナーと娘のストーミーちゃんを利用してアルバムのプロモーションを行ったことに対して、ニッキーが批判したことから始まった2人のバトル。
ニッキーとトラヴィスによる仲違いが、カイリーを巻き込みドロ沼化したなかで、今度はニッキーとのコラボ曲を多数発表しており、親交が深いアリアナ・グランデを巻き込む事態に発展している。
ことの発端は、現地時間22日に行われたアリアナのニューアルバム『スウィートナー』のファンイベントで、アリアナが放った“あるひと言”から。
この日は、チャートが更新される3日前だったことから、ステージにいたアリアナのマネージャーであるスクーター・ブラウンが、アルバムチャートで首位を取ることが「100%」確実だと明言。
ここでアリアナが「まだ3日もあるんだよ」と慎重なコメントをし、続けて「トラヴィスがどう出てくるか分からないじゃん」と、ニッキーとトラヴィスのビーフを連想させる発言をした。
Ariana shading Travis. You better! pic.twitter.com/k31On6KhRJ
— TSB (@ThatsSoBeyoncee) 2018年8月23日
この発言をした瞬間、会場はザワザワ…。この映像がネットで拡散されると、「アリアナが2人のビーフに参戦した!」「アリアナがトラヴィスをディスった」などといったコメントが殺到。一気にネット上で議論が加熱してしまった。
思わぬ事態に発展してしまったことから、すぐさまアリアナはツイッターを更新。
「トラヴィスとカイリーを敬愛しているし、『アストロワールド』(トラヴィスのアルバム名)も大好きよ。ジョークはジョーク。映像を見て。私をクリックベイトに使わないで。お願いだから私の曲をお祝いさせて!」と、一部でアリアナがニッキーの味方をしてトラヴィスとカイリーに対立したという意見に反論した。
さらにアリアナは、もう1件ツイートし、ジョークのつもりで発言した言葉がシリアスに捉えられてしまったことに、「私が冗談で言ったほとんどすべてのことは、本気じゃない…。私が悪口を言っていると思うなら笑っちゃうわ。私が愛に溢れたベイビーだって知っているでしょ」と、改めて誤解を払拭するコメントを残した。
ちなみに、先ほど発表されたアルバムチャートでは、見事アリアナの『スウィートナー』が1位を記録。スクーターの宣言通り、デビューチャートで首位を獲得した。(フロントロウ編集部)