大御所ラッパーのエミネムのニューアルバム『カミカゼ』をきっかけに、ラッパーのマシンガン・ケリーとのビーフが激化中。
エミネム娘をめぐりバトルが激化
エミネムがリリースしたニューアルバム『カミカゼ』に収録されている楽曲「ノット・アライク(Not Alike)」で、カミラ・カベロとコラボした「バッド・シングス」で知られるラッパーのマシンガン・ケリーをディスったことで2人の仲がバチバチと火花を散らしている。
ケリーが大御所ラッパーのエミネムと因縁の関係に発展したきっかけとなったのは、2012年にケリーが、”美人すぎる”と話題のエミネムの娘ヘイリーを「すげーセクシー」とツイートしたことからだと、ケリーが2015年にラジオ番組『The Breakfast Club Power 105.1』に出演した時に説明している。
現在は削除されているツイートで、ケリーが「エミネムの娘の写真を見たんだけど、すげーセクシーだ。敬意を込めて言うよ。だってエミネムはキングだから」と、エミネムに敬意を払う発言を加えて、ヘイリーのことをセクシーだと表現したにもかかわらず、娘のことになるとかなり神経質になると言われるエミネムが不快感を示したことで、エミネムのラジオ番組『Shade 45』から立ち入り禁止されているとケリーが告白。
エミネムが名指しで攻撃
そんな関係から数年が経った今、エミネムが「ノット・アライク」の歌詞で、「お前に話しているんだ/誰だかわかるだろう、ケリー/サブライムはもちろん使わない/汚い真似はしない/でもお前はヘイリーについてコメントし続けている」と、ケリーを徹底的に攻撃した。
このディス曲で再熱した2人のバトルに、なんとケリーが応戦。エミネムの大ヒット曲「ラップ・ゴッド」を文字ったタイトルの「ラップ・デビル」という楽曲をリリースして、大御所に向かって大胆に反撃。
「何百万もセキュリティに使って/『お父さんが狂っちゃった』イエア、そうだよヘイリー/お父さんはスタジオにこもってマイクに叫んでる/酒を抜いてつまんなくなった(わかってる)/もうじき46歳になるドッグ」「6年もかけて作ったアルバムでディス曲かよ」
大御所ラッパーに対して、挑発的な発言を繰り返してバトルに応戦したケリーに対して、「その度胸は認めるけど、ラップの神様に歯向かえる奴なんていないぞ」「エミネムのディス曲に応えるラッパーは他にいない」といった、大御所ラッパーに噛みついたケリーの姿勢に驚きを隠せないといったファンの反応が相次いでいる。(フロントロウ編集部)