欧米のスポーツの試合で人気のお遊び「キスカム(KissCam)」。ハーフタイム中などにカメラにとらえられて会場のビッグスクリーンに映し出された2人がキスをするお楽しみ企画で、毎回盛り上がる。
今回紹介したいのは、2018年2月のシカゴ・ブラックホークスの試合で行われたキスカム。会場のビッグスクリーンに映し出されたカップルは喜んでキスをしていき、この日もキスカム企画は盛り上がっていたのだが、シカゴ・ブラックホークスのマスコットであるトミーホークが登場したところで風向きに変化が。
一部始終を動画で見たい方はコチラから。
キスカム中に客席に現れたトミーホークは1人の女性に目をつけてテディベアをプレゼントしたのだが、女性は急なアプローチに困り顔。トミーホークの好意を断り、なんと、テディベアを受け取ると階下にポイッと投げてしまった。
がっかりするトミーホークと、驚きの声をあげる観客。しかしトミーホークは諦めず、今度はもう少しサイズの大きいテディベアを持って登場。会場が爆笑するなか、女性に再アタックするが、女性の意志は固く、何度も断りながらテディベアを再び階下に投げてしまった。
これにはさすがに、会場中からブーイングが。会場にも文句を言う女性と、怒り気味に帰っていくトミーホーク。
すると少し時間を置いて、再びトミーホークが登場。今回は、女性と同じくらいの超特大サイズのテディベアを抱えている。さすがにこの大きさのテディベアは投げられないだけに、トミーホークはテディベアを女性のひざに置くと、勝ち誇ったように帰っていった。
すると次の瞬間…。
なんと、女性のひざに置かれていたテディベアが立ち上がって女性に怒りだした!
ただのぬいぐるみだと思われていたテディベアが動いて、会場は大絶叫。立ち上がったテディベアは「よくもトミーホークをフッてくれたなー」と言わんばかりに女性への怒りを表わすと、会場中からの歓声に包まれながら、意気揚々と階段を下りていった。
さすがアメリカ。ハーフタイム中のお遊び的なエンターテイメントでも演出が細かい。(フロントロウ編集部)