アリアナに対する牧師のセクハラ行為に批判殺到
今年8月に行われた故アレサ・フランクリンの葬儀で追悼パフォーマンスをおこなったアリアナ・グランデに対し、牧師がセクハラと見なされる不適切な行為をしたとして批判が殺到した騒動で、アリアナ側が警察に「牧師の行為は故意によるものではないと考えている」という見解を伝えていたことが判明した。
“事件”は、アリアナがアレサの代表曲「ナチュラル・ウーマン(A Natural Woman)」を歌い終わった直後に起きた。
この日司会を務めたチャールズ・H・エリス3世牧師が、アリアナをステージにエスコートする際に、“腰”ではなく“胸”のあたりに手を回して誘導。胸の横に位置した牧師の手が胸を揉むような不自然な動きをすると、アリアナが少しこわばった表情を浮かべる場面も見られた。
その後、一部始終を見ていた人たちから「セクハラ行為だ」と指摘する通報があったため、葬儀が行われた米ミシガン州のデトロイト警察が捜査に乗り出したのだが、この場合“被害者”にあたるアリアナ側が事件として届け出る意志がないことを警察に伝えたため、これ以上の捜査は行わないことが決まった。
ちなみに、疑惑の牧師は「少々なれなれしすぎた」ことは認めているが、セクハラ行為については誤解であると弁明している。(フロントロウ編集部)