『RENT(レント)』にヴァネッサら豪華出演者が
ミュージカル史に残る名作である『RENT(レント)』が、ライブミュージカルとしてFOXで生放送されることが決定した。
トニー賞の常連作品として高い評価を得ている『RENT(レント)』は、1980年代のニューヨークのイーストヴィレッジを舞台に、元ミュージシャン、ゲイの大学講師、弁護士、HIVに感染したドラァグクイーンなど様々なバックグラウンドを持つ仲間たちの人生を描き、当時の社会問題を投影して人生の尊さを訴えた作品。
そんな名作が新たなキャストでライブミュージカルに登場。それにともない、『グリース』でライブミュージカルに出演経験があるヴァネッサ・ハジェンズをはじめ、キャスティングだけで期待が高まる出演者が発表された。
ヴァネッサが演じるのは、映画版『RENT(レント)』で、『アナと雪の女王』イディア・メンデスが演じたバイセクシャルのパフォーマー、モーリーン役。
そのほか、薬物中毒に苦しむダンサーのミミ役を人気シンガーのティナーシェが、恋人の死を乗り越えられない元ロックミュージシャンのロジャー役を俳優兼シンガーのブレニン・ハントが、ロジャーたちの元ルームメイトでミミの元恋人であるベニー(ベンジャミン・コフィン3世)役を、R&Bシンガーのマリオが、ロジャーのルームメイトで映像作家、そして物語の語り手となるマーク役をトニー賞受賞『ハミルトン』などに出演経験があるジョーダン・フィッシャーが務める。
そして、ヴァネッサ演じるモーリーンと恋仲になるレズビアンの敏腕弁護士ジョアン役を、ディズニー・チャンネルの『オースティン&アリー』のキーアージー・クレモンズが、ゲイの大学講師コリンズ役を、トニー賞受賞俳優ブランドン・ビクター・ディクソンが、そしてHIV陽性の若きドラァグクイーンのエンジェル役を、『ル・ポールのドラァグ・レース』に出演するヴァレンティーナが担当する。
豪華なキャストがそろったキャスティングに華を添えるのが、『グレイテスト・ショーマン』のキアラ・セトル。
キアラが、名曲「シーズンズ・オブ・ラブ(Seasons of Love)」のソロパートを歌うという。(フロントロウ編集部)