あの映画にインスパイアされた「キス写真」
アリアナ・グランデがインスタグラムで仲の良い友人女性とのスリーショットを複数枚公開。その中には、アリアナが右隣りにいる友人女性の唇にキスをする姿を撮影した1枚も含まれていた。
アリアナが親友のコートニー・チポローネとキスをする写真には、その隣で居心地の悪そうな表情を浮かべるもう1人の親友アレクサ・ルーリアのリアクションに応えるかのように、「yeah but she’s my FIRST cousin(ええ、でも、彼女は私の“いとこ”なんだから)」というコメントが。
この意味深コメントは、じつはアリアナのお気に入り映画の1つであるリンジー・ローハン主演の学園コメディ『ミーン・ガールズ』のワンシーンになぞらえたもの。
同作には、女優のアマンダ・サイフリッドが演じたちょっと天然な美少女カレンが、友人との会話の中で、“いとこのセス”に恋心を抱いていることを正当化する場面が登場するのだが、アリアナはこの場面に独自のアレンジを加えて写真で表現したということのよう。
新曲MVのヒント
気になるのは、なぜ、アリアナが大好きな映画である『ミーン・ガールズ』に着想を得た写真を急に公開したのかということ。
それは、現在大ヒットを記録しているアリアナの新曲「サンキュー、ネクスト(Thank you, Next)」のMVに『ミーン・ガールズ』へのオマージュとなるシーンが含まれているから。
その証拠に、アリアナは連日にわたり、『ミーン・ガールズ』の名シーンや登場人物の写真をインスタグラムストーリーで公開。同作の名ゼリフを引用したコメントなどを添えるなどしている。
アリアナがコートニーとアレックスと撮影した写真は、同作で女優のレイチェル・マクアダムスが演じた学園の意地悪クイーン、レジーナ・ジョージが率いる人気グループ「プラスティックス(Plastics)」をイメージしたもの。
アリアナはインスタグラムに投稿したのと同じスリーショットをツイッターでも公開し、「こちらプラスティックスです」とつぶやいていた。
そのほかの名作へのオマージュも
アリアナが「サンキュー、ネクスト」のMVでオマージュしている作品は『ミーン・ガールズ』だけではなく、リース・ウィザースプーン主演の映画『キューティ・ブロンド』やジェニファー・ガーナ―主演の映画『13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ』も含まれているよう。
アリアナは、自身が出したヒントの数々を言い当てた勘のいいファンからの問いかけに応えるかたちで、新MVに、それらの名作ガールズコメディにインスパイアされたシーンが登場することを認めた。
さらに、『キューティ・ブロンド』をオマージュしたシーンには、同作でリース演じる主人公エルの友人ポーレットを演じたオリジナルキャストのジェニファー・クーリッジが出演していることもアリアナが公開したジェニファーとのツーショットで明らかに。
「サンキュー、ネクスト」のテレビ初披露となるパフォーマンスでも、女性が主役のコメディ映画『ファースト・ワイフ・クラブ』をテーマにしたステージを披露したアリアナ。彼女の中では今、名作映画をリスペクトするのがブームのよう。一体どんな映像となっているのか、MVの公開が待ちきれない! (フロントロウ編集部)