マイケルの“日本愛”が炸裂
いよいよ公開が約1ヵ月半後に迫った映画『クリード 炎の宿敵』で、主人子のアドニスを演じるマイケル・B・ジョーダンが、日本のファンに向けたスペシャルインタビューのなかで溢れんばかりの“日本愛”と、大好きだという日本のアニメとアドニスの「共通点」について語った。
「まだ一度も日本に行ったことがないんだ。行くのが待ちきれないよ。僕は日本文化の大ファンなんだ。たくさんアニメを見て育った。日本のアニメが描いているのは、家族だ。家族や絆、約束、“アンダードッグ”(勝ち目のない人)が頑張ることをとても大事にしている。それらはすべて、『クリード』シリーズの中でアドニスが体現していることだと思う。彼はとても長いあいだ、アンダードッグだったんだ。それに彼は、家族や約束、大事な人との関係を大切にしている。そして、なにより『決してあきらめない』という強い思いを持っている。それは、世界の誰もが、とくに日本の人たちが、共感できることだと感じるよ。そういうものをこの作品で表現したいと思ったんだ」
自称アニメオタクのマイケルらしく、日本のアニメと絡めた説明で本作の魅力をアピールした。
ちなみに、マイケルの“アニメ好き”はファンのあいだでは知られた話で、過去に米Vogueのインタビューで「行きたい国は?」と聞かれた際、「アニメが好きだから」という理由で「日本の東京!」と即答。
なかでもお気に入りは『ドラゴンボール』シリーズと『NARUTO‐ナルト‐』だそうで、「悟空とナルトは最高」とツイッターで発言して、多くのアニメファンを歓喜させたこともあった。
前作『クリード チャンプを継ぐ男』の続編となる本作では、『ロッキー4/炎の友情』でロッキーの親友アポロの命を奪ったドラゴの息子ヴィクターと、ロッキーの指導のもと世界王者に上り詰めた、アポロの息子アドニスが対峙することに。“殺人マシーン”と呼ばれた父から全てを叩き込まれた最強の挑戦者にして宿敵のヴィクターを前に、過酷な試練がロッキーとアドニスを待ちうける。(フロントロウ編集部)