バッキンガム宮殿のグランドエントランス付近のマーブルホールにクリスマスツリーやデコレーションが飾られる様子を収めた動画が、英ロイヤル・ファミリーの公式ツイッターで公開された。
The Christmas Trees have arrived at Buckingham Palace!
— The Royal Family (@RoyalFamily) 2018年12月4日
Watch as the Marble Hall transforms for the festive season. #Christmas #BuckinghamPalace pic.twitter.com/bsdFvWbacN
「バッキンガム宮殿にクリスマスがやって来ました! 」という朗らかなメッセージとともに公開された映像では、3本の巨大な本物のもみの木が専門スタッフによって設置される様子や、ベルベット素材にゴールドの装飾が輝く女王の王冠やパレードの際などにロイヤルファミリーが乗る黄金の馬車をモチーフにしたオーナメントなどが映し出されている。
金メッキの手すりが特徴的なホール中央の大階段も、色とりどりのガーランドで彩られている。
バッキンガム宮殿にクリスマスツリーを飾る習慣が導入されたのは18世紀頃。当時の国王ジョージ3世の王妃ソフィアのアイディアで始まったという。
ツリーに使用されるもみの木は、ウィンザー城で育てられ、毎年12月頭にバッキンガム宮殿に運ばれてくるとのこと。
さまざまな種類や色のオーナメントや電飾をミックスするのではなく、伝統的な真紅のベルベット素材やゴールドのフェアリーライトで、あくまでも控えめに、上品に統一しているところが、さすが王室といった優雅さを醸し出している。
ロイヤルファミリーの面々は、エリザベス女王が毎年年末年始休暇を過ごしているノーフォーク州にあるサンドリンガムでクリスマスを過ごす予定。
一部では、ウィリアム王子&キャサリン妃一家は、バークシャー州バックルバリーにあるキャサリン妃の実家で過ごすのではないかとの説も浮上したが、一家はもちろん、ヘンリー王子&メーガン妃夫妻、そしてメーガン妃の母ドーリア・ラグランドも、女王がサンドリンガムに所有する休暇用の別宅でクリスマスを共にすることになると米Peopleほかが伝えている。(フロントロウ編集部)