リアリティスターのキム・カーダシアンと言えば、まだ無名だった2007年に当時交際していたシンガーのレイ・ジェイとの情事を収めた「セックス・テープ」を撮影し、それが世に流出してしまったことがきっかけでブレイクしたという異色のサクセス・ストーリーで知られている。
のちに、レイによりアダルト・ビデオとして販売されてしまった同テープの存在に関して、約10年が経過した今では、ある種のネタのように話しているキムだが、この件について、彼女が自分の子供たちが物心ついたときに、どう説明しようと思っているかについて言及した。
姉のコートニー・カーダシアンと妹のクロエ・カーダシアンと連れ立って出演した人気トーク番組『Watch What Happens Live』の中で、視聴者から寄せられた「人生において、最も自分の子供に話すのをためらってしまう気まずい出来事は? 」との質問に、キムは笑いながら「私の場合は(どの出来事かは)明らかよね」と自虐。
司会者のアンディ・コーエンと。左からクロエ、キム、コートニー。
司会のアンディ・コーエンから、「どんな風に説明するつもり?」とつっこまれると、キムはこう続けた。
「まだ何て伝えるかは決めてないけど、ちゃんとアイディアはあるの。たぶん、すごく正直に、真実を伝えると思う。それしかできないわ」
キムが夫でラッパーのカニエ・ウェストとの間にもうけた長女ノースちゃんは現在5歳、長男のセイント君は3歳、そして次女のシカゴちゃんは1歳になったばかり。さらに、キムとカニエには、近々、シカゴちゃんを授かったときと同様に代理母出産により第4子となる男の子が誕生する予定だが、子供たちが、すべてを理解し、飲み込むことができるようになるまでには、まだまだ相当の時間の猶予がある。
しかし、世界中に名の知れたキムだけに、彼女の“気まずい過去”を子供たちが知ってしまうことを避けることはほぼ不可能と言えるだろう。
将来的にキムが考えを変え、子供たちへの伝え方を見直す可能性もあるが、子供としてはショックが大きい内容なだけに、どう話すかと言うのは非常に重要なポイントになってくる。
以前、キムは、長女のノースちゃんに「ママって、どうして有名なの?」と聞かれた際、「いよいよ話さなくてはならない時が来た…」とドキッとしながらも、咄嗟に「テレビに出てるからよ」と答えてお茶を濁したというエピソードを明かしていたが、子供たちが大きくなったら、そうはいかない。
母親となった今、若気の至りとはいえ、ノリでセックス・テープを作ってしまったことを、キムは幾度となく後悔しているはず。(フロントロウ編集部)