大ヒットを記録している前作の『スウィートナー(Sweetener)』の発売から、わずか6カ月という異例のスピードで自身通算5枚目となるアルバム『サンキュー、ネクスト』をリリースするアリアナ・グランデが、先日発表した収録曲全12曲のトラックリストに続き、同アルバムのカバーアートを公開した。
日本時間の1月24日未明にインスタグラムストーリーで9つに分割したカバーアートを1枚ずつ公開したアリアナ。
すべてを繋ぎ合わせてみると、黒いキャミソールの肩ひもを落としたセクシーな姿で床に仰向けになるアリアナのデコルテ部分に、90年代風のグラフィティ文字で「Thank U, Next」と書かれた官能的な写真が浮かび上がる。
さらに、スモーキーピンクの背景と写真の境目には、英語版の「Parental Advisory/ Explicit Content(歌詞が過激な内容のため、親の助言が必要です)」という未成年者の視聴に関する警告を意味するステッカーにくわえて、これを簡易的に日本語に訳した「ペアレンタル・アドバイザリー/明示的なコンテンツ」と書かれたステッカー風のプリントが乗せられている。
ちなみにこの日本語版のステッカーは、これまでにアリアナが先行リリースした『サンキュー、ネクスト』の収録曲「Imagine(イマジン)」と「7 rings(セブン・リングス)」のカバーアートにも添えられていた。
アリアナはその後、全体図を収めた写真も公開。
ここでも気づかされるのは、前作の『スウィートナー』に続き、ショットが逆さまになっているということ。
『スウィートナー』のカバーアートをあえて逆さまにしたことについて、アリアナは、ファンからの質問に答える形で「アーロン(アリアナの親友)にこの写真を見せた時、彼は私の反対側に座っていたの。そしたら彼は『逆さまになっている方が好きだよ』って。その一言で決まったのよ。その時私は、アップサイド・ダウン(逆さま)な気持ちが続いていたから。だからそのアーロンの何気ない一言がハマったの。私の親友って天才でしょ」と、当時の複雑な心境を反映したものだと説明していた。
『サンキュー、ネクスト』のカバーアートに逆さまの写真を起用したのも同様の理由からなのかは分からないが、前作とはまた雰囲気の違うアリアナの大人っぽくセクシーな表情も相まって、目を引くデザインであることは確か。
『サンキュー、ネクスト』は2月8日発売予定。現地時間1月25日(金)から先行予約がスタートする。(フロントロウ編集部)