「IWant It That Way」が『今風』になるとこうなる
ニューアルバム『DNA』が絶好調のバックストリート・ボーイズの代表曲「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ(I Want It That Way)」にヒップホップのエッセンスが加わったアレンジソングが公開。
メンバーのA.J.がプライベートでいつも被っている「3」のキャップで知られる、グラミー賞受賞アーティストのチャンス・ザ・ラッパーを迎えて、バックスのクラシックソングが“カッコよく”にバージョンアップされた。
アレンジ曲が披露される映像では、オリジナルの「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」がBGMで流れるなかで、チャンスが「オリジナルを“ホット”にする」と言うセリフから始まる。
そこから、ヒップホップミュージックのMVによく使われるスポーツカーやダンサーが登場し、チャンスがオリジナル曲に絶妙なラップを入れ、ビートは一気にヒップホップなテイストに。
“今風”なアレンジがかかった楽曲がサビにさしかかると、ついにメンバーが登場。当時のMVを再現するかのような飛行場を舞台に、オールホワイトの衣装に身を包んだメンバーが、チャンスとともに歌って踊るパフォーマンスを見せた。
映像をご覧になった方はお気づきのとおり、これはスナック菓子ドリトスが公開した、スーパーボウル限定のCM。
ドリトスから、新フレーバーとして、オリジナルのナチョチーズ味にスパイスを足した「フレイミング・ホット・ナチョス」を発売することに合わせて、CMでは、バックスの“オリジナル”ソングをチャンスが“ホット”にする演出をしたというわけ。
毎年、スーパーボウルの時期になると、大企業が一流セレブを起用したり、注目を集めるトピックを選んだりしてユニークなCMを公開する。
そんなスーパーボウルのCMで、毎年、面白CMを作るドリトスが、今年は再ブレイクを果たしたバックスと、音楽界に新しい風を吹き込んだチャンスが夢の共演を果たした。
そんなドリトスのCMのフルバージョンは、現地時間2月3日に行われるスーパーボウルの放送中のどこかのCM枠で流される。(フロントロウ編集部)