手のひらに自身の新曲「7リングス(7Rings)」にちなんだ日本語タトゥーを入れたつもりが、誤訳のため、「七輪」と日本語にすると焼肉用器具の「七輪(しちりん)」ともとれる漢字タトゥーを彫ってしまったシンガーのアリアナ・グランデ。
その後、「この場所ってすごく皮が剥けやすいし、このタトゥーはあんまり長持ちしないと思う。でも、消えてしまうのが残念だって思ったら、今度はちゃんと全ての文字を彫ろうと思ってるよ」とすぐに手を加える予定はないと明かしていたアリアナだったが、考え直したのか、日本語ができる友人の力を借りて、「七輪」のタトゥーに変更を加えた。
修正後のタトゥーをアリアナがインスタグラムを通じて公開。その仕上がりがコチラ!
©Ariana Grande/ Instagram
「七輪」の下に「指」という漢字とハートの絵文字を追加で彫り、キュートに変身させたアリアナ。
しかし、この修正作業の前には、前回の「七輪」のタトゥーを入れた時の教訓に学び、ある処置が行われていた。
アリアナは修正後の写真にこうコメント。
「ちょっとマシになった。日本語を教えてくれた先生、手助けしてくれてありがとう。素晴らしい彫り師のケイン・サヴァナールにもお礼を言うわ。そしてリドカイン注射を打ってくれた、かかりつけの医師にも、ことにお礼を言います(ジョークじゃないよ)。」
“リドカイン”とは、医療用に使用される局所麻酔のこと。アリアナはなんと、手のひらに局所麻酔の注射をしてまで、タトゥーの修正に臨んでいた。
当初、「七輪」と漢字2文字の短いモチーフを選んだことについて、「手のひらにタトゥーを彫るのはものすごく痛い」、「とにかく、痛すぎて、あともう一文字彫るっていう選択肢は無かった」と明かしていたアリアナ。
施術時の激しい痛みは相当応えたようだが、それよりも、タトゥーを修正したいという気持ちのほうが強く、考えた末に、局所麻酔を使うという手段に出たようだ。
コメントの最後に「サヨナラ、焼き肉用グリルのタトゥー。正直、結構気に入ってたんだけどな…」とつけ加えて笑いを誘っていたアリアナ。彼女の”「七輪」タトゥー騒動”はこれにて一件落着といったところ。(フロントロウ編集部)