批判相次いだハーフタイムショーに感謝
今年のスーパーボウルは、多くのアーティストがハーフタイムショーへの出演を拒否する動きがあり、出演者が難航するという異例の出来事が起きたものの、無事にマルーン5とトラヴィス・スコット、ビッグ・ボーイが盛大なパフォーマンスを披露し幕を閉じた。
人種差別撲滅を訴える「ひざつき」行為をしたサンフランシスコ・フォーティーナイナーズの元クオーターバックのコリン・キャパニックをめぐるNFLの対応に抗議するために、ボイコット活動が巻き起こった今年のスーパーボウル。
そんなスーパーボウルで、批判が寄せられるなか、ハーフタイムのメインパフォーマーを務めたマルーン5のボーカルのアダム・レヴィーンが、試合終了後にインスタグラムを更新。ハーフタイムショー出演に関する批判の言葉に反応し、力強いメッセージを表現した。
「スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスするという責任を担った時、僕はペンを取り、とにかく書きました。その瞬間に思い浮かんだ言葉のいくつかは、今夜、上下に揺れるランタンとして現れました。歴史的な機会に世界一大きなステージで歌えたことを感謝します。夢を実現させてくれたファンに感謝します。僕たちを良い方向に突き動かしてくれる批判を与えてくれて感謝します。ワン・ラヴ。
そして、思い浮かんだ言葉の数々は…
許し
笑い
悲しみ
共有
生きる
忍耐
受け入れる
記憶
啓発
保護
激励
汗
闘い
表現
与える
受ける
向上
昇進
結束
強化
穏やか
ダンス
叫び
夢
養う
供給
吸収
発散
辛抱
立ち上がる
ひざつく
打ち勝つ
愛
耳を傾ける」
平和を込めたメッセージを送ったマルーン5は、トラヴィスに続き、児童の健やかな生活を確保できるように支援するチャリティ団体Big Brothers Big Sisters of Americaに50万ドル(約5,500万円)を寄付した。(フロントロウ編集部)