海外では“恋人の日”として親しまれているバレンタインデー。恋人たちが愛を表現し合うこの日に向けたネイルと言えば、ピンクや赤などの「ラブ」を連想させる色使いやハートのモチーフを取り入れた可愛らしいデザインが定番となっている。
しかし、年明け早々に2019年は“恋はおあずけ”ともとれる発言をしているシンガーのアリアナ・グランデのバレンタインネイルは、定番とはちょっと違う、自虐ネタを交えたユニークなデザインだった。
アリアナは、インスタグラムストーリーに投稿した動画の中で、まず、友人女性のバレンタインネイルを紹介。
クリアベースのネイルの先端部分にだけ今季トレンドのネオンカラーでハートのモチーフを描いた通称“ハートフレンチ”に「HugMe(抱きしめて)」、「I ♡U(アイ・ラブ・ユー)」、「Love Me(私を愛して)」と言ったメッセージが書き込まれたデザインは、甘くなりすぎずポップでバレンタインにピッタリ。
このネイルを「バレンタインネイルね!すごく可愛い! 」とほめちぎっていたアリアナは、続いて、自分の手元にズームイン。
すると、アリアナのアイシーなペールピンク一色でカラーされたネイルの左手薬指の爪には、「NAH(ナー)」(※)の文字が。
※「No(ノー)」の砕けた言い方。訳すとニュアンス的には「いーや」、「ないない」、「無理」などとなる。
アリアナは、ラブラブ感の強い友人のネイルからの流れも含め、まるで、バレンタインを一緒に過ごす相手が居ないことをジョークにしたようなこの自虐的なデザインを披露してフォロワーたちの笑いを誘っていた。
反バレンタイン派の人や、女同士でのバレンタインを楽しむ派という人は、アリアナのちょっと反骨心を感じるバレンタインネイルをマネしてみては? (フロントロウ編集部)