「うつ病」の治療を受けている
2017年の夏以降、シンガーとしての活動を休止し、表舞台から遠ざかっているジャスティン・ビーバー。
「自分を取り戻すため」と休養に入ったジャスティンが音楽活動を再開する目途はいまだに立っておらず、ここ最近は、昨年9月に結婚したモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)との新婚生活を楽しみつつ、自身のミドルネームを冠したアパレルブランド「Drew House(ドリュー・ハウス)」の監修を務めるなど、自分のペースでゆったりとした日々を過ごしている。
そんなジャスティンが、最近になり「落ち込み、疲れているようだ」とある関係者が証言。
「ヘイリーとの結婚生活が原因なわけじゃないんだ。彼女と結婚してジャスティンはすごく幸せそうだよ。ただ、彼には精神的に悩んでいることがあるんだ」と前置きしたこの関係者は、ジャスティンがうつ病を克服するための治療を受けていることを米Peopleに明らかにしたほか、2人目の関係者もジャスティンがカウンセリングを受けていると証言している。
さらに、ここ数年間ジャスティンをそばで見てきたという3人目の関係者は、ジャスティンの“精神的苦悩”の原因についてこう話した。
「ジャスティンは感情的な人で、“有名である”という事実と奮闘している。彼はカナダ出身のごく普通のティーンとしてスタートしたんだ。彼は本当に素晴らしい子だったし、優しくて礼儀正しくて、誰に対しても親切だった。でも、超がつくほど有名になってしまったことが、彼を完全に変えてしまったんだよ。いまや彼に手に入らない物なんてないし、周りには彼の言うことに“ノー”という人はいないしね」
「有名になったことで、いつも誰かに後をつけられたり、何をするにもファンに監視されたたり、つねにパパラッチのカメラが目の前にあったり…そういったすべてのことが彼をカッとさせ、世間の人々に追われているかのような気分にさせるんだ」
両親の期待を一身に背負う
さらに、第3の関係者はジャスティンの精神的苦悩の根底には、彼と両親との複雑な関係があるようだとコメント。
「ジャスティンが有名になることを強く望んでいたのは、彼の両親だったんだ。ジャスティンと父親のジェレミーの関係は複雑なもの。ジェレミーはジャスティンに大きな期待を抱いていたし、いつもジャスティンに(もっと頑張るよう)けしかけていたよ。母親のパティとの関係も浮き沈みが激しいものなんだ」と語った。
ジャスティンは、つい先日公開された妻ヘイリーと表紙を飾った米VOGUEとのインタビューでも、若くして名声を手に入れたことは、精神的に大きな影響があったこと認める発言をしていた。
「自分に酔いしれていた時期があったよ。「みんな僕のことが好きで、僕はスゴい奴なんだ」って。本気でそう思ってた。僕はすごく横柄で生意気な態度を取るようになった。室内ですらサングラスをかけるくらいね」
さらに、2017年に開催中だった世界ツアーの残り日程をキャンセルして休養に入ることに決めた理由については、こう語っていたジャスティン。
「ツアー中にすごく“うつ”になったこともあったよ。これはまだ公に話していないことだし、まだ自分の中で処理している最中。僕はすごく孤独だった。僕には時間が必要だった」
前出の1人目の関係者いわく、現在、ジャスティンの周囲にはしっかりとしたサポート体制が整っており、最善の環境の中で、うつ病の治療を受けているという。この関係者は、ジャスティンの様子について「彼はもうすぐ良くなると自信を持っているようだよ」と、ジャスティンが前向きに治療に取り組んでいることも明かしている。(フロントロウ編集部)