有名ブランド、シャネル(CHANEL)やフェンディ(FENDI)、そして自身の名前を冠したカール・ラガーフェルド(Karl Lagarfeld)などのデザインを手がけ、”モードの皇帝”と呼ばれたデザイナーのカール・ラガーフェルドが死去した。
ここ数週間、体調を崩していたというカール。1月末に行なわれたシャネルのオートクチュール・コレクションでは、当初参加が予定されていたものの、「疲労」を理由に急遽出演をキャンセルし、その容体が心配されていた。
ファッション界からは、彼の死を悼むコメントが相次いでいる。
カール、あなたの天才的才能はたくさんの人々の人生に影響を与えました。とくに私と兄の故ジャンニ・ヴェルサーチェには。私たちは決して、あなたの素晴らしい才能と終わりなきインスピレーションを忘れません。私たちはあなたから学び続けます。 —ヴェルサーチェ(Versace)のデザイナー、ドナテラ・ベルサーチ
突然の訃報に悲しみが止まりません。カールは天才であり、仕事でもプライベートでも、いつも私に親切に寛大に接してくれました。安らかにお眠りください。 —ファッションデザイナーのヴィクトリア・ベッカム
心が打ち砕かれて言葉もありません。カール・ラガーフェルドのような人はこの先二度と現れないでしょう。あなたと過ごしたすべての瞬間は私にとって光栄であり、喜びとインスピレーションに満ちていました。最後にもう一度だけハグがしたかった。カール、私はあなたのことが大好きです。あなたがしてくれたすべてのことに感謝します。安らかに眠ってください。 —モデルのジジ・ハディッド。
カールの詳しい死因などは現時点では明らかにされていない。(フロントロウ編集部)