シャネル(Chanel)やフェンディ(Fendi)などのデザイナーを務めてきたカール・ラガーフェルドの遺産はどうなる?(フロントロウ編集部)

 2月19日にモードの帝王と呼ばれたカール・ラガーフェルドが、85歳で死去したという報道は世界的大ニュースとなり、多くの人たちが悲しみに暮れた。そんななか気になるのはカールの遺産の行方。カールには家族がおらず、220億円とも言われる遺産はいったいどこへ行くのかに注目が集まっている。

カールの遺産を手にするのはネコ?

 カールには溺愛しているシュペットというネコがおり、彼女がカールの遺産を手にするのでは?と言われている。実際昨年の4月に英Numeroのインタビューで、「莫大な遺産の相続はシュペットと読みましたが…」と質問されたカールは、「(シュペットは)大勢いるうちの1人です。心配しないで、みんなのために十分あるから(Among others, yes. Don’t worry, there is enough for everyone.)」とコメント。さらにフランスではペットに何かを残すことは禁じられていると言われた際には「ラッキーなことに僕はフランス人ではない」と語っており、シュペットに何かしらの形で財産を残すことを示唆した。

 またカールの遺産は何人かに分けられると言われており、カールのミューズであるモデルのブラッド・クロイナの11歳の息子ハドソン・クロイナ君にも遺産が渡されるのではないかとの報道もある。カールはハドソン君のゴッドファーザーで、家族ぐるみで仲良しで、シャネルのコレクションにも度々出演しており、孫のような存在。

画像: カールの遺産を手にするのはネコ?

 実際に遺産がどうなるかということは明らかになっていないけれど、カールの死後すでに各所は動きだしており、シャネルのデザイナーは30年以上カールの右腕として活躍したヴィルジニー・ヴィアールが引き継ぐことが発表されている。(フロントロウ編集部)

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