数ヵ月前はボロボロだったアリアナの心境に変化
3月18日から自身3度目となる世界ツアー「スウィートナー・ワールドツアー(Sweetener World Tour)」がスタートするアリアナ・グランデが、ツアー開始を目前にこれまで長い間胸に秘めていたファンへの思いや、元恋人の死や婚約解消といったツラい出来事乗り越えた今感じることを、インスタグラムにアップした長文コメントで赤裸々に語った。
コメントの全訳はコチラ。
「んー。3度目のツアーを目前にして、間違いなく心の奥深くから様々な感情が湧き出ているわ。それに生理中だから、内容がちょっと濃すぎるかも。でもね、まずは私が自分の人生、家族、良いことや悪いこと、嬉しいことやツラいこと、音楽、そして一生続くであろう友情(みんなとの友情もふくまれてるからね)にどれほど感謝しているかってことを伝えたかった。マジでこの数年間は、自分でも何が起きたのか全部把握できていないくらい目まぐるしいものだった。正直、この投稿の終わりがどこに向かっているのかもわからないけど、それでもここにいられることにただ感謝してる。みんなに会えるのが楽しみでしょうがないし、多分会ったら泣くと思う。今から数ヵ月前、私は私のチームにツアーどころか仕事もまともにできるような状態じゃないと伝えた。そんな私を救ってくれて、すべてを変えてくれたのは、私の友達、みんな、そして音楽だった。まだ完全に立ち直ったわけじゃないけど、最近はすっかり心が軽くなった気がするし、これから始まるツアーは素晴らしい時間になると思う。ツアーをすることができてよかった。音楽以外に自分ができることが浮かばないもの。みんなには私が本当に感謝してるってことを知ってほしい。とりあえず、あと残り数日はショーを完成させてみんなに届けることに集中するわ。あと、みんなへのサプライズを台無しにしないために、しばらくスマホから離れることにするわ(脱スマホが1日ももたないほうにいくらかける?)。ありがとう。すべてに感謝してる。この恩は一生忘れないわ。人生は時にワイルドだけど、みんなの愛と音楽のおかげで優しい気持ちになれる。愛してる」
アリアナが言っていた「数ヵ月前」は、ちょうど元恋人でラッパーのマック・ミラーの死や、昨年6月にスピード婚約したコメディ俳優のピート・デヴィッドソンとの婚約解消など、アリアナにとってツラい出来事が重なった苦しい時期に当てはまる。
マックやピートの名前は出さなかったものの、数ヵ月前にツアーどころか仕事も手につかないほど落ち込んでいた原因が、この2人の男性との“別れ”にあったのは間違いない。
そんな人生のどん底に突き落とされるような経験をしながらも、ファンや友人、音楽のおかげで自分を取り戻すことができたというアリアナ。まだ、マックの死もピートとの破局も完全に乗り越えたわけではないが、徐々に立ち直ってきていることを明らかにした。
“生理中だからしゃべりすぎちゃうかも”と前振りしていた通り、昨年起こった悲劇にも言及するなど、かなり重い話題も織り交ぜながらファンに感謝の気持ちを伝えた。(フロントロウ編集部)