女王との2人きりでの公務に地味色コーデで登場
イギリス王室のエリザベス女王とキャサリン妃が、ロンドン市内にある名門校キングズ・カレッジ・ロンドンのストランド・キャンパス内に新設された教育研究施設「ブッシュ・ハウス」のオープニング記念イベントに参加した。
キャサリン妃が夫ウィリアム王子の祖母で、自身にとっては義祖母にあたるエリザベス女王と2人きりで公務に出かけるのは、意外なことに今回が初めて。
2012年にエリザベス女王が即位60周年を記念した「ダイヤモンド・ジュビリー・ツアー」に出かけた際、出発地となるロンドン市内のセント・パンクラス駅にキャサリン妃がウィリアム王子や、当時まだ未婚だったヘンリー王子抜きで同行したことはあったものの、この時には、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の姿もあったため、キャサリン妃とエリザベス女王が“水入らず”で公の場に顔を出すのは、今回が初となる。
そんな記念すべき日に、キャサリン妃は、「エリザベス女王より目立ってはいけない」という理由から設けられている英王室の暗黙のファッションルールを守るべく、控えめなグレーのコートドレスをチョイス。
さくら色にブラックを差し色にした春らしいコーディネートで登場したエリザベス女王をしっかりと引き立てていた。
車内で「アレ」を分け合う
始終和やかなムードでイベントに参加していたエリザベス女王とキャサリン妃だが、会場となったキャンパスに到着した際には、2人の仲睦まじさが伝わる、ある写真がパパラッチのカメラに収められていた。
それは、公用車の後部座席に並んで座ったエリザベス女王とキャサリン妃が、1枚のブランケットをひざ掛けとして仲良く分け合っているコチラの写真。
まだ春らしいとは言えない気候のロンドンでのドレスルックは足元が冷えたのか、エリザベス女王とキャサリン妃は2人そろって青いブランケットで暖をとっていた。
何気ない光景ながら、この写真からは、2人の関係がかなり良好であることがひしひしと伝わってくる。
ちなみにヘンリー王子の妻であるメーガン妃は、2018年、王子との結婚からわずか1カ月後という異例のスピードでエリザベス女王との2人だけの公務を経験済み。
エリザベス女王はその際にも義孫にあたるメーガン妃を気にかけ、公務の合間に何やら楽しそうに談笑する姿などが見かけられていた。
(フロントロウ編集部)