今年で12年目を迎えるご長寿リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』への出演を通して、一躍トップセレブへとのぼり詰めたキム・カーダシアン。
自身の知名度や影響力を活かしてコスメやアプリなどさまざまなビジネスを大成功させ、いまや総資産は190億円を超えると言われる彼女は、夫のカニエ・ウェストや長女ノースちゃん、セイント君、シカゴちゃんとともにカリフォルニア州ヒドゥン・ヒルズにある約67億円の豪邸で暮らしている。
10年以上にわたり、リアリティ番組を通じて自身のプライベートを赤裸々に公開しているキムだが、家族と暮らすこの自宅の内部は番組内には登場しないほか、これまでにもあまり明かされてこなかった。
キム&カニエ夫妻の間では、自宅内部は公にしないというルールが設けられていたようで、2018年初夏には、ツイッター上で自宅内部の写真を公開したカニエに対して、キムが“お小言”を言う場面も。
そんなキム&カニエ一家の自宅内部に米VOGUEが潜入。YouTubeで公開している人気シリーズ『73 Questions(73個の質問)』の記者が自宅に招き入れられた。
“ミニマリストな男子修道院”をテーマにカニエと有名建築家が共同でデザインを手がけたという夫妻のこだわりが詰まった自宅は、白を基調とした現代美術館のようなモダンでおしゃれな作りに。
しかし、その圧巻の美しさやシンプルながら豪華な家具などが話題となるなか、最も注目を集めたのは、夫妻の寝室に併設されている広大なバスルームに設置された「洗面台」だった。
鏡張りの壁から数十センチ離れた位置に置かれているアイランドキッチンならぬ“アイランド洗面台”には、通常のようなシンクのくぼみは無く、石造り平らな台に細い長方形の穴が開いているだけ。
これに対し、「蛇口から出た水は一体どこへ行くのか? 」、「床がびじょ濡れになってしまうのでは? 」といった疑問の声が多数上がった。
こだわりの洗面台が予想以上の注目を集めてしまったことに対し、キム本人が反応。後日、この洗面台の仕組みについて、インスタグラムストーリーで公開した動画で解説した。
カニエ自らが設計図を描き、世界的に有名なインテリアデコレーターのアクセル・フォボルトの助言を受けて8個ものプロトタイプを経て現在の形に行きついたというこの洗面台は、一見、台の表面が平らに見えるものの、長方形の穴に向かって緩やかな傾斜がついており、蛇口から出た水がまるで吸い込まれるように長方形の穴に落下するよう作られている。
キムは「どんなに水圧を強くしても、ちゃんと水が落ちていくし、跳ね返りも無いの」とこの世界に1つだけのオリジナル洗面台を自慢していた。
そして、もう1つ、キム&カニエ家には一般住宅とは違うクールなデザインが。
インタビュー動画の中でキムが歩いていた長い廊下の壁に注目して欲しい。
そこには、縦に並んだ3つのドットのようなボタンが。
自宅内に何箇所も確認されたこの近未来的なボタンの用途にも視聴者から「一体何のボタンなの?」と疑問が浮上。
ちなみにこちらは、照明を調整するスイッチで、「オン」と「オフ」のほかにも「ディム(薄暗くする)」というボタンが備えられているそうで、キムはこのスイッチも自宅のお気に入りポイントとして挙げていた。(フロントロウ編集部)