アン・マリーにインタビュー
4月15日・16日に行なわれた来日公演のため日本にやってきたシンガーのアン・マリーに、ウェブ媒体として唯一、フロントロウがインタビュー。
くしゃっとした笑顔が最高にカワイイ、ハッピーオーラに包まれたアンに、気になるアレコレを直撃した。
2度目の来日でしたいこと
2018年に初来日して以来、約1年ぶり2度目の来日となったアン。今回はワールドツアーの日本公演として初めての公演を行ない、7月にはフジロックフェスティバル '19(FUJI ROCK FESTIVAL '19)への出演も決まっているため、日本とアンにとっては大きな1年となる。
「来日公演の日にちを発表して、どうなるか不安だったんだけど、すぐに完売したみたいでとっても嬉しい。(フジロック2019出演も決まって)すごく楽しみにしているの。だって日本は大好きな場所だし、たくさん日本に行けて嬉しいの」
幼いころから松濤館流空手を習っており、黒帯を締めるほどの実力を持っているアン。世界大会で優勝したこともある彼女が、今回の来日でチャレンジしてみたいことを明かした。
「日本で空手教室に行ってみたいわ。私が習っていたものと違いがあるか見てみたい。一緒だといいな。もし違かったらどうしよう、笑っちゃう(笑)。」「ツアー中はきちんと練習できなくて悲しいんだけど、ぜひここでも練習したい!」
親友エド・シーランおすすめの東京スポット
アンと言えば、親日家なシンガーのエド・シーランと親交が深い。アンのヒット曲「2002」はエドと共作したもので、2人はプライベートでも仲が良い。エドはアンが来日する数日前まで来日公演のため日本にいたが、そんな彼から日本についてのアドバイスは受けたのだろうか?
「ちょうど昨日エドと話したばかり。私が日本にいるからそれを報告したの。2人ともアジアにいるから、2人で何かできないか計画していたんだけど、スケジュールが合わなかった」
もしスケジュールが合えば、どちらかのステージにサプライズ登場なんてことがあったかもしれなかったことを匂わしたアン。
さらにアンは、エドに教えてもらった東京のおすすめスポットを紹介してくれた。
「エドが行くべき場所をいくつか教えてくれたの。ちょっと待ってね、(と言ってスマホを取り出す)。場所を送ってくれたんだけど、えっとー、『服を買うならユナイテッド・アローズ。マジでイケてるアイテムが置いてある』って。これ彼の言葉ね。寿司なら、まつおっていうのかな?ここが一番美味しいみたい。あとはね、トレインバー(※ミストラルブルーというバー)にも行った方がいいって!彼のお気に入りみたい。私も行きたいな。ベルを鳴らすとみんなに飲み物をおごらなきゃいけないんでしょ?だから私もやってみる!(笑)」
ヒット曲「2002」には“日本にまつわる”制作秘話が
さらにアンは、エドと共作した「2002」にまつわる秘話も色々明かしてくれた。
「ずっと前から友達だったんだけど、一緒にスタジオに入ることはなかったから、彼の脳がどう働いているのかとか、そういう一面を見られてよかったな。とはいっても彼と働くのはすごく楽で、一流アーティストだし素晴らしい経験だった」
また同曲では、MVのビジュアルや衣装、歌詞にブリトニー・スピアーズの「ベイビー・ワン・モア・タイム」やインシンクの「バイ・バイ・バイ」、ジェイ・Zの「99プロブレムズ」、ネリーの「ライド・ウィズ・ミー」がオマージュされている。
「昔に私が聴いていた曲だったし、彼らが私の音楽に関わってほしいと夢見ていたの。ミュージック・ビデオでオマージュしたのは、あのMVを見ていた時の楽しかった気持ちや、当時の思い出を表現したかったからだと思う。まさか私がブリトニーの制服を着るとは思っていなかったけど(笑)」
さらに、「2002」には、日本にまつわる意外な制作秘話が。なんとアンが日本発祥と言われるスポーツである空手の世界大会で優勝した年は2002年。アンにとって忘れられない大切なメモリーが詰まっていた。
「あの時代の音楽は最高だった。(共作した)エドもジュリア・マイケルズも2002年の音楽を聞いていたから、タイトルを『2002』にしたのも自然の成り行きだった。あとね、2002年は私が空手の世界大会で優勝した年なの。だから私にとっても忘れられない年でもあるんだ」
「ずっと空手をやっていたから、ステージで自然に出ちゃうみたい。突きをしたりキックしたり。かなり後ろにバンドがいるのに彼らをキックしちゃう時もある。(関係者のほうを向き、いたずらに笑うと)誰だかわかるでしょ(笑)」
日本語サインを2名様にプレゼント
そんなアンは、最後に日本語サインに挑戦。フロントロウのエディターが「日本語書いてみる?」と質問すると、目を輝かせて「もちろん!」とやる気満々。
「アン・マリー」とカタカナで書かれた文字を見ると、「子供みたいな字になっちゃうかも」と心配しながらも、スラスラとサイン。その下に英語のサインを書くと、「あぁ、こっちの方が全然早いわ(笑)」とひと言。
そんなアンの直筆サインを抽選で2名様にプレゼント。
応募方法はフロントロウ編集部の公式ツイッターアカウント(@frontrowjp)をフォロー&該当ツイートをリツイートするだけ。
締め切りは、5月20日(月)23:59まで。
アンへの熱い気持ちはコメント欄までお寄せください!(フロントロウ編集部)