もうすぐ最終章の最終話が放送されるドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。キャストたちがドラマでの思い出を語るなか、ジョン・スノウを演じたキット・ハリントンが明かした「お気に入りシーン」が、まさかすぎると話題になっている。
「イグリットの死が好きだった」
キットが明かしたお気に入りシーンは、キットが演じたジョン・スノウと恋仲にあったイグリットが、ジョンの目の前で矢に打たれ、ジョンが抱きしめるなか息を引き取る場面のこと。
しかも、イグリットを演じたのは、この作品がきっかけで私生活でも結婚した妻のローズ・レスリー。演技でも妻が死ぬシーンがお気に入りだなんて衝撃発言だけれど、キットは「変に聞こえるのは分かってる」としたうえで、米Peopleにその理由をこう語った。
「彼女は完璧にあのシーンをこなしたと思うんだ。そして、『ゲーム・オブ・スローンズ』がスローモーションを使ったのは、あのシーンが初めてだった。それがすごく美しかったと思う」
恋人が死ぬシーンがお気に入りだなんてびっくりだけれど、それは妻ローズの演技力やスタッフの映像編集テクニックをキットが尊敬しているから。キットは、ふたたび妻のローズと共演したいけれどドラマでも恋人を演じ、プライベートでも結婚していることから、カップルというイメージがつきすぎているため共演する機会はないだろうと寂しそうに話した。(フロントロウ編集部)