「Camp: Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」をテーマとした2019年のメットガラ(METガラ)のレッドカーペットに、今回で3度目となるホストを務めたシンガーレディー・ガガが登場。
“人工的なもの”、”不自然なもの“、”芝居がかったもの“などという意味をもつ「Camp(キャンプ)」という、自身が得意とするテーマのもと、世間の期待を裏切るどころか、軽く飛び越える発想とスタイルを見せつけて喝采を浴びた。
かつて自身のファッションチーム「ハウス・オブ・ガガ(Haus of Gaga)」でスタイリングを担当していたデザイナーのブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)の鮮やかなピンクのボリューミーなドレスを着用し、雨も降っていないのに傘を差したお付きの人たちを引き連れて現れたガガ。
ウェストのリボンをほどき、パフスリーブの超ロングのガウンを脱ぐと、ブラックのベアトップドレスに変身。
お付きの人から傘を受け取り、メリーポピンズのようなポーズを決めてみせた。
さらにこのドレスを脱いだガガは、ホットピンクのタイトなロングドレスに早変わり。
80~90年代を彷彿とさせる巨大な携帯電話を片手にバブリーな演出で魅了した。
ガガの威勢のいい脱ぎっぷりはこれだけでは終わらず、最後には、黒いブラとパンティにドット柄のストッキングをはいたランジェリースタイルに。
「Haus of Gaga」と書かれた手押し車に乗ったピンクのハットやシャンパンが入ったプラスティック製のケースとともに、セクシーかつコミカルな表情やポーズを繰り出して、会場に詰めかけた報道陣のカメラに大サービスしていた。(フロントロウ編集部)