2019年で第71回目となる最大級のファッションの祭典メットガラ(Met Gala)が、アメリカのメトロポリタン美術館で開幕し、個性派俳優エズラ・ミラーの顔面がトリックアートのように変化。(フロントロウ編集部)

 毎年多くのセレブが参加し、その豪華な衣装が話題になるMETガラの2019年のテーマ「キャンプ:ファッションについてのノート(Camp:Notes on Fashion)」。難解に思えるそのテーマを独自の視点で解釈したのが、個性派俳優として知られるエズラ・ミラー。その姿がこちら。

画像: エズラ・ミラーの顔面がトリックアート化、7つの目が現れる【メットガラ2019】

 5つの目が顔面に描かれ、7つ目になったエズラ。それとは対照的に、目がない不気味な仮面がエズラの手に持たれている。

 エズラの衣装を担当したのは、高級ファッションブランドであるバーバリー(Burberry)。エズラは、バーバリーのデザイナーであるリカルド・ティッシと電話で何度も話し、そしてリカルドが描いた「マスク」のデザインを見たときのことを米Garageにこう話す。

 「この『死』という究極の変化は、誰しもが1度は経験しなくてはいけない。このキャンプというコラボレーションは、もはやお葬式だ…。部屋に入ると同時に死ぬ。でも、それと同時に消費もする。炎と酸素みたいなものだね」

 バーバリーが公開した動画では、エズラが仮面の目を通してこちらを覗き込む様子が収められ、万華鏡を見ているかのような錯覚に陥る。

 動画は2枚目

 今年のメットガラは、テーマが難解で曖昧だったため、様々なセレブやファッションブランドが、個性的な解釈で衣装を制作。そのなかでも、エズラのアーティスティックな感性は目を引いていた。(フロントロウ編集部)

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