『スパイダーマン』最新作が世界最速で公開が決定
俳優のトム・ホランドがスパイダーマンを演じる映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の日本公開日が、“世界最速”となる6月28日(金)に決定した。
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギの発言によって、フェーズ3(※)を締めくくる“本当の終わり”であることが明らかにされた本作。
※フェーズは20作以上ものMCU映画を区切る名称で、現段階でフェーズ1、フェーズ2、フェーズ3がある。
突如現れた、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーによってミッションを与えられ、新たな試練に直面することになるスパイダーマンことピーター・パーカー。前作から引き続き出演するミシェル役のゼンデイヤに加えて、本作からジェイク・ギレンホール演じるベックが新たに登場する。ちなみに、ベックはマーベル・コミックでは「ミステリオス」の名でおなじみの人物で、“悪役”として知られているが、本作において彼が味方なのか敵なのかは今のところ不明。
※この先、現在公開中の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』に関するネタバレをふくむ可能性があります。
トム・ホランドがネタバレを注意喚起
厳密な時間軸は明らかにされていないが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は現在公開中の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれたストーリーが終わった直後の世界が舞台となっている。そのため、以前から『アベンジャーズ』シリーズで起きたなんらかの出来事が本作に影響を与えることが予想されていた。
今回、新たに解禁となった最新の予告映像は、スパイダーマン役のトムいわく、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見ていない人にとっては、盛大なネタバレになってしまうそうで、「見ていない人は待って!重要なネタバレが含まれているよ」とのことなのでくれぐれもご注意を。
じつは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開前に、「ネタバレしないでください」と協力を呼びかけていたアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ監督は、後日出演した米Cinema Blendのポッドキャスト番組で具体的にどのくらいの期間ヒミツを守れば良いのかと聞かれ、「(公開から)2度、週末を迎えたらもういいんじゃないかな」と答えていた。
計算すると、公開から2度目の週末を迎えた翌日がちょうど上の予告編の解禁日である5月6日(月)にあたるため、ネタバレを解禁せざるを得ないと判断したよう。(フロントロウ編集部)