ファッション界における最大の祭典メットガラが、「Camp: Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」というテーマをもとに今年も開催。セレブたちがそれぞれ美しく着飾って会場に現れるなか、ファッションアイコンとして注目を集めるモデルで女優のリリー・ローズ・デップも出席した。
リリーがこの日選んだドレスは、1992年にシャネル(Chanel)が発表した春夏コレクションのうちのひとつ。
同ブランドの広告塔として活動し、先日他界したデザイナーのカール・ラガーフェルドとも親交があったリリーらしいチョイスだけれど、このドレスには日本のアニメ『セーラームーン』と深い関係が。
日本のアニメ「セーラームーン」とお揃い
リリーが着用したドレスは、『セーラームーン』のキャラクター「セーラープルート」こと冥王せつなが着用していたドレスと同じもので、1996年に同アニメのアートワークに登場している。
『セーラームーン』の作者である武内直子は大のファッション好きで、オートクチュールからインスピレーションを受けて、アニメのイラストに様々なファッションアイテムを度々登場させており、このシャネルのドレスもそのひとつ。
ちなみに、リリーが着用し、『セーラームーン』にも登場したこのドレスは、女優のペネロペ・クルスも映画『抱擁のかけら』で着用している。
(フロントロウ編集部)