今年も盛大に行なわれたメットガラでは、多くのセレブたちが思い思いに着飾り、会場に現れた。そんななか、元ディズニー・チャンネルスターのゼンデイヤがディズニーの『シンデレラ』に扮して登場。ゼンデイヤをエスコートしたスタイリストが彼女に魔法の杖を振りかざすとドレスが光り輝く粋な演出を見せた。
『シンデレラ』ドレスの準備風景
思わず「どうなっているの?」と目を疑いたくなるようなマジカルなドレスのからくりを、メットガラ終了後にゼンデイヤ本人が種明かし。インスタグラムに動画を投稿した。
ゼンデイヤは「魔法の裏側。どうにかしてこのドレスを成功させてくれた賢い人たち、ありがとう」というキャプションと共に、ドレスを試着したときの様子とその内部を公開。3枚目の写真には、ドレスが光り、さらには裾が広がるという豪華な演出のために、ドレスの内側に仕込まれた多くの電気コードなどが写っている。
なぜ『シンデレラ』を選んだのか
そんな大きな話題を呼んだ『シンデレラ』のドレスを選んだゼンデイヤだけれど、彼女なりの深い理由があった。ゼンデイヤは、この日さらにレッドカーペット本番の様子をインスタグラムに投稿し、こう書き込んだ。
「ゴッド“ブラザー”へ。私のディズニー・チャンネル時代のおとぎ話のようなハッピーエンドをありがとう」
ゼンデイヤといえば、ディズニー・チャンネルのテレビドラマ『シェキラ!』のロッキー役で大ブレイク。2010年からディズニースターとして活動し、昨年には主演を務めたドラマ『ティーン・スパイ K.C.』が最終回を迎えたことで事実上の引退。
そんななか、ゼンデイヤは今回『シンデレラ』のドレスを選び、魔法にかけられるところから舞踏会で魔法が解けそうになり、走ってガラスの靴を忘れるという映画の名シーンをそのまま再現。
映画のワンシーンに、自身のディズニーチャンネル時代という“魔法”が解けるシチュエーションを重ねるというシャレた演出を選んだゼンデイヤ。メットガラという大きなイベントで、ディズニー・チャンネルへのお別れを告げた。
そんなゼンデイヤは、最近では映画『スパイダーマン』シリーズや、『グレイテスト・ショーマン』などのヒット作に出演し、今年には薬物中毒者を演じるドラマ『ユーフォリア』が公開予定。活躍の場をどんどん広げている。(フロントロウ編集部)