2015年にアルバム『リバイバル』をリリースして以来、ソロとしては4年近くも新作を発表していないセレーナ・ゴメス。
ここ数年間は、音楽活動をできるだけセーブして、持病の全身エリテマトーデスの治療やメンタルケアなどを優先してきたセレーナの事情をファンたちはとてもよく理解し、彼女の決断の1つ1つをサポートしているが、内心はみんな、彼女が5枚目のアルバムを発表する日を心から楽しみにしている。
そんななか、セレーナがある1枚の写真をインスタグラムで公開。化粧っけのないノーメイクの顔にサングラスをかけ、前歯で細いストローをくわえた、一見なんの変哲もない“すっぴんセルフィ―”に見えるが、この写真には、ファンにとっては思わず喜びで飛び上がりたくなるようなコメントが添えられていた。
セレーナがさりげなく添えたのは「Studio Diva(スタジオ・ディーヴァ/スタジオの歌姫)」というひと言。
この言葉と、写真の背景に防音のためのクッション素材が貼られた壁などが写っていることから、彼女が何らかのレコーディングのためにスタジオで作業をしていたことがわかる。これは、彼女の新曲を待ち望んできたファンたちにとっては、かなりの“重大発表”。
セレーナは何のためにスタジオ入りしていたのかは明言していないが、世間では彼女が5作目のアルバムのレコーディングをしていたのではないかという説でもちきりに。
というのも、セレーナは、今年に入ってから行なったインスタグラムでのライブ配信中に「アルバムは本当にもうすぐリリースされるわ」とファンたちに確約していたから。
当時、「新曲を出すのはドキドキする」と語っていたセレーナは、同時に「今後私がするいくつかの選択は極めて重要なものになると思う。だから、本当に入念に慎重に決断したいと思ってるの」とも話していた。
ここ数年の間にDJスネークやカーディ・B、オズナとの「タキ・タキ(Taki Taki)」や友人シンガーのジュリア・マイケルズとの「アングザイエティ(Anxiety)」、J・バルヴィン、ベニー・ブランコ、タイニーとの「アイ・キャント・ゲット・イナフ(I Can’t Get Enough)」など、人気アーティストとコラボして幅広いジャンルの楽曲に挑戦してきたセレーナ。約4年の時を経て、さまざまなものを吸収した彼女が、一体どんなアルバムを用意しているのか、もう少し辛抱強く待とう。(フロントロウ編集部)