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アリアナ・グランデが元恋人でラッパーの故マック・ミラーの故郷でのツアー公演中に涙で声を詰まらせた。(フロントロウ編集部)

 現在、世界ツアー「スウィートナー・ワールド・ツアー(SweetenerWorld Tour)」で世界各地を回っているアリアナ・グランデが、2018年9月に亡くなった元恋人のマック・ミラーの故郷である米ペンシルバニア州ピッツバーグで公演を行なった。

 この日、満員御礼となった会場のPPGペインツ・アリーナには、ぽつりと1つだけ空席が。ファンたちは、これが、アリアナがマックのために用意したものだと察し、胸を熱くした。

画像: ラッパーのマック・ミラー。2018年9月7日、薬物の過剰摂取によりこの世を去った。享年26歳。アリアナとは2016年半ばから2018年の5月頃まで交際していた。

ラッパーのマック・ミラー。2018年9月7日、薬物の過剰摂取によりこの世を去った。享年26歳。アリアナとは2016年半ばから2018年の5月頃まで交際していた。

 開演前には、アリアナが選んだマックの名曲をプレイリストとして流したアリアナ。

 公演が始まり、オープニングナンバーとして、マックとの恋の終わりについて歌った曲だとウワサされる楽曲「レインドロップス(アン・エンジェル・クライド)」を歌い始めると、涙をこらえきれなくなり、最後まで歌い切ることができなかった。

 その後、自分を奮い立たせながら、公演を続行したアリアナだったが、終盤で元彼たちへの感謝を歌った曲「サンキュー、ネクスト」を披露した際にも、マックについて書かれた「Wish I could say, 'Thank you' to Malcolm / 'Cause he was an angel.(マルコム<※>に「ありがとう」って言いたかった/だって彼は天使だったから)」という部分でも思わず声を詰まらせた。

※マックミラーの本名

 そんなエモーショナルなアリアナの姿を目の当たりにした観客たちは、彼女が歌えなかった部分のマックに関する歌詞の部分を代わりに合唱。涙で崩れ落ちそうになるアリアナを温かい大きな拍手で励ましていた。 (フロントロウ編集部)

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